明治安田Ｊ１リーグは5月31日から6月2日までの3日間に渡り、第17節の10試合が開催される。
首位の町田はホームに新潟を迎える。前節は浦和を下し、3連勝。6戦負けなしと力強い戦いを続ける。先制ゴールを奪った平河 悠に今節も期待がかかる。対する新潟は福岡に敗れ、2連敗となった。ボール支配で上回りながらも決め手を欠いただけに、攻撃陣の奮起が求められる。
鹿島vs横浜FMは国立での一戦となる。鹿島は前節、札幌を下し、3連勝と勢いに乗る。2ゴールを挙げた名古 新太郎が今節も輝きを放てるか。横浜FMは水曜日に試合をこなし、中2日での一戦となる。その試合では4-0と柏を撃破し、7試合ぶりに勝点3を手にした。ハットトリックを達成したアンデルソン ロペスに今節もかかる期待は大きい。
3位の神戸はアウェイで6位の浦和との上位対決に挑む。前節は東京Ｖに敗れ、2連敗となった。2試合連続で無得点に終わったなか、3試合ゴールのない大迫 勇也が結果を残せるか。一方の浦和は町田に敗れ、5試合ぶりに黒星を喫した。ようやく初出場を果たしたオラ ソルバッケンのパフォーマンスに注目が集まる。
4位のＧ大阪は湘南の本拠地に乗り込む。前節はFC東京を下し、5試合負けなしとしている。この間、わずか1失点の堅い守りを軸に、今節もしたたかに試合を運ぶだろう。湘南は磐田に敗れ、今季初の連勝はならなかった。2点を先行しながらも逆転負けを喫しただけに、リード時の試合運びがテーマとなりそうだ。
5位の名古屋はアウェイで川崎Ｆと対戦。前節は京都と引き分け、3連勝はならず。加入後初ゴールを決めた椎橋 慧也が今節も結果を残せるか。対する川崎Ｆは柏と引き分け、3試合勝利がない。失点が目立つ後半の戦い方がポイントになりそうだ。
鳥栖vsFC東京は金曜日にナイトゲームとして開催される。鳥栖は前節の試合がなく、およそ2週間ぶりの一戦となる。直近の試合では名古屋に敗れ、3連勝はならなかった。ホームでは5連勝中と得意な相手との対戦となるだけに、相性の良さを生かし、アグレッシブな戦いを展開したい。一方のFC東京はＧ大阪に敗れ、4試合勝利から遠ざかる。U-23日本代表に選ばれた荒木 遼太郎が嫌な流れを断ち切る活躍を見せられるか。
広島はホームで磐田と対戦。前節はＣ大阪と引き分け、連勝はならず。今節はその試合でゴールを決め、守備の要を担う荒木 隼人が出場停止となるだけに、代わってピッチに立つ選手が意地を見せたいところだ。磐田は湘南を下し、6試合ぶりに勝点3を手にした。2点のビハインドを跳ね返した勢いを今節にも持ち込み、今季二度目の連勝を狙う。
柏はホームに福岡を迎える。水曜日に横浜FMと対戦し、0-4と完敗を喫した。今季最多の4失点を喫した守備の立て直しがテーマとなるだろう。福岡は新潟を下し、3試合ぶりに白星を掴んでいる。今節はシャハブ ザヘディ、ドウグラス グローリと攻守の軸を出場停止で欠くものの、3連勝中と得意な相手を撃破し、勢いに乗っていきたい。
東京Ｖはホームで札幌と対戦。前節は神戸を下し、4試合ぶりに勝点3を手にした。もっとも得点力に課題を抱えているだけに、染野 唯月と木村 勇大の2トップに結果が求められる。札幌は鹿島に敗れ、2連敗となった。スタメン起用が続くキム ゴンヒに今季初ゴールは生まれるか。
京都はホームにＣ大阪を迎える。前節は名古屋と引き分け連敗を5で止めたものの、6戦未勝利で最下位に沈む。5節以来となるゴールを決めた豊川 雄太がチームに勢いをもたらす活躍を見せたいところだ。対するＣ大阪は広島と引き分け、連勝はならず。加入後まだ得点のないルーカス フェルナンデスに初ゴールは生まれるか。
■各試合の見どころをチェック
鳥栖vsFC東京
広島vs磐田
鹿島vs横浜FM
町田vs新潟
湘南vsＧ大阪
浦和vs神戸
京都vsＣ大阪
東京Ｖvs札幌
川崎Ｆvs名古屋
柏vs福岡
