AFC U23アジアカップは20日(日本時間)にグループステージの第2戦が行われ、U-23日本代表ははU-23UAE代表を下し、決勝トーナメント進出を決めた。
日本は勝利した3日前のU-23中国代表戦からスタメンを7人変更。布陣は4-1-2-3で、GKには2試合連続で小久保 玲央ブライアンが入り、4バックは右から関根 大輝、鈴木 海音、木村 誠二、大畑 歩夢が形成。アンカーの位置には山本 理仁が起用され、インサイドハーフは川﨑 颯太と荒木 遼太郎が務めた。3トップは右から山田 楓喜、藤尾 翔太、佐藤 恵允が並んだ。
試合は立ち上がりから日本ペースで進行。敵陣でボールを持つ時間が長く、山田と佐藤の両ウイングが果敢に相手ゴールに迫った。27分にはCKのチャンスを得ると、山田のキックは逆サイドの山本のもとに到達。山本はすぐさま鋭いクロスを送り込むと、これを木村が打点の高いヘッドで合わせ、日本が先制に成功した。
勢いに乗る日本は前半終了間際にエリア内で川﨑が倒されPKを獲得。しかしこれはVAR介入により、ファウルなしの判定となった。
後半に入るとUAEの足が止まり、日本の攻撃はさらに勢いづく。61分には大畑のクロスがそのままネットを揺らしたが、これもオンフィールドレビューの結果、オフサイドの判定となり、ゴールは認められなかった。
それでも66分、左サイドを切り崩すと、大畑のクロスを川﨑が頭で合わせて追加点をマーク。その後も多くのチャンスを作りながら3点目は奪えなかったものの、2-0と快勝を収めた。
日本は2連勝を達成し、1試合を残してグループ突破が決定。22日には首位通過をかけて同勝点で並ぶU-23韓国代表と対戦する。
■試合データ
U-23UAEvsU-23日本