明治安田J2リーグは7日に第9節の10試合が行われ、甲府を下した清水が首位に浮上した。
アウェイで甲府と対戦した清水は、スコアレスで迎えた終了間際の90分に住吉 ジェラニレショーンが値千金の決勝ゴールをマーク。1-0で勝利を収めた清水は勝点を19に伸ばし、順位表のトップに立っている。
前節まで首位の岡山はアウェイで愛媛と対戦。12分に松田 力に先制ゴールを奪われると、68分に一度は追いついたものの、直後に失点。しかしその後に相手が退場者を出し数的優位を手にすると、終了間際の90+2分に齋藤 恵太のゴールで追いつき、2-2の引き分けに持ち込んだ。岡山は3試合勝利がなく、3位に順位を下げている。
熊本の本拠地に乗り込んだ長崎は13分に増山 朝陽のゴールで先制すると、32分にも再び増山が決めて、リードを2点に広げた。さらに40分には加藤 大が加点し、3-0で試合を折り返した。ところが後半に入ると熊本の反撃を浴び、49分と51分に立て続けに失点。1点差に詰め寄られたが71分にマテウス ジェズスが4点目をマーク。終了間際に再度失点したものの、4-3で逃げ切り2連勝で2位に浮上している。
アウェイで大分と対戦した秋田は、開始4分に佐藤 大樹のゴールで先制すると、13分には梶谷 政仁が追加点をマーク。その後に1点を返されたものの終了間際に青木 翔大がダメを押し、3-1と快勝を収めた。ホームに鹿児島を迎えた山形はイサカ ゼインと髙江 麗央のゴールで、2-0で勝利した。
徳島の本拠地に乗り込んだ千葉は開始10分に生まれた椿 直起のゴールを守り抜き、1-0で勝利。横浜FCは1-1で迎えた49分に三田 啓貴のゴールで逆転したものの、53分に追いつかれ、2-2でいわきと引き分けた。
藤枝は26分に永田 貫太が先制点を奪うも51分に失点し、1-1で仙台とドロー決着となった。栃木vs山口、群馬vs水戸はともにスコアレスドローで終わっている。
■試合データ
熊本vs長崎
山形vs鹿児島
栃木vs山口
群馬vs水戸
横浜FCvsいわき
甲府vs清水
藤枝vs仙台
徳島vs千葉
大分vs秋田
愛媛vs岡山