明治安田Ｊ１リーグは6日、7日に第7節の10試合が行われる。
首位の町田はアウェイで川崎Ｆと対戦。前節は広島に敗れ、今季初黒星を喫した。巻き返しを期す今節は、平河 悠と藤尾 翔太のU-23日本代表コンビに期待がかかる。対する川崎Ｆは横浜FMと引き分け、2試合負けなしとした。守備の安定感は高まってきているだけに、前節不発に終わった攻撃陣が意地を見せたいところだ。
2位の広島はホームに湘南を迎える。前節は町田を下し、開幕からの無敗を維持した。町田相手に先制点を叩き込み、今節は古巣対決となる大橋 祐紀に注目が集まる。一方の湘南は東京Ｖに敗れ、2連敗。4戦未勝利と苦戦している。複数失点が続く守備組織の修正が求められてくるだろう。
3位のＣ大阪は新潟の本拠地に乗り込む。前節は柏と引き分け無敗を維持したものの、4連勝はならなかった。レオ セアラが好調をキープするなか、他の攻撃陣にも結果が求められるだろう。新潟は磐田に敗れ、3戦未勝利となった。ボール支配で上回りながらも決め手を欠いただけに、最後の場面の質向上がテーマとなる。
神戸はホームに横浜FMを迎える。前節は鳥栖と引き分け、4戦負けなしとした。ホームでは11試合勝ちがない苦手とする相手を撃破し、さらなる勢いに乗っていきたいところだ。横浜FMは川崎Ｆと引き分け、2試合勝利がない。今季はまだ結果が出ていないエウベルに今季初ゴールは生まれるか。
3連勝と調子を上げてきた名古屋は、ホームで福岡と対戦。前節は札幌に2-1と逆転勝利を収めた。2戦連発と好調の森島 司が今節も結果を残せるか。福岡は鹿島を下し、4試合ぶりに勝点3を手にした。こちらも2試合連続ゴール中のシャハブ ザヘディにかかる期待は大きい。
東京Ｖはホームに柏を迎える。前節は湘南を下し、待望のＪ１復帰後初勝利を挙げた。途中出場から決勝点を決めた山見 大登の起用法がカギを握るだろう。柏はＣ大阪と引き分け、3試合勝利から遠ざかる。得点力に不安を残すなか、エースの細谷 真大に結果が求められる。
浦和はホームで鳥栖と対戦。前節はFC東京に手痛い逆転負けを喫し、5試合ぶりの黒星となった。スーパーゴールを決めたチアゴ サンタナがチームに再び勢いをもたらす活躍を見せられるか。鳥栖は神戸と引き分け、連敗を3で食い止めたものの、4試合勝利がない状況だ。4試合でわずか1得点に留まる攻撃陣の奮起が求められる。
FC東京は再び国立で鹿島と対戦する。前節は浦和に逆転勝利を収めた。U-23日本代表に選ばれた松木 玖生をはじめ、若手たちの勢いのあるパフォーマンスが今節もカギを握るだろう。鹿島は福岡に敗れ、3連勝はならず。チャンスを作りながらも決め手を欠いたなか、エースの鈴木 優磨にかかる期待は大きい。
京都はホームで磐田と対戦。前節はＧ大阪と引き分け、3戦未勝利となった。今季初の無得点に終わったなか、加入後まだゴールのないマルコ トゥーリオが結果を残せるか。磐田は新潟を下し、連敗を3で食い止めた。2ゴールで勝利の立役者となったジャーメイン 良が今節も重要な役割を担うだろう。
札幌はホームにＧ大阪を迎える。前節は名古屋に敗れ、5連敗となった。苦しい戦いが続くなか、5試合連続で負けがない得意とする相手を撃破し、好転のきっかけを見出したい。Ｇ大阪は京都と引き分け、開幕からの無敗を維持したもののここ2試合は勝ち切れていない。守備の安定感は備わるだけに、求められるのは決定力。前節、今季初出場を果たしたイッサム ジェバリがチームに勢いをもたらせるか。
■各試合の見どころをチェック
札幌vsＧ大阪
東京Ｖvs柏
新潟vsＣ大阪
京都vs磐田
神戸vs横浜FM
広島vs湘南
浦和vs鳥栖
川崎Ｆvs町田
名古屋vs福岡
FC東京vs鹿島
