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7戦無敗の岡山が堂々と首位に立つ。最下位の徳島は早くも監督を解任【マンスリーレポート(2・3月):明治安田J2】

2024年4月1日(月) 18:00

7戦無敗の岡山が堂々と首位に立つ。最下位の徳島は早くも監督を解任【マンスリーレポート(2・3月):明治安田J2】

7戦無敗の岡山が堂々と首位に立つ。最下位の徳島は早くも監督を解任【マンスリーレポート(2・3月):明治安田J2】
岡山は7節の大分戦では引き分け5連勝はならなかったものの、最高のスタートを切った

明治安田J2リーグは、2月と3月に7節までを消化した。

無敗で首位に立つのは岡山だ。開幕戦で栃木に快勝を収めると、2節のいわき戦こそ引き分けたが、3節からは4連勝を達成。7節の大分戦では引き分け5連勝はならなかったものの、最高のスタートを切っている。7試合でわずか2失点の堅守が際立ち、1点差をモノにする勝負強さも光る。グレイソンガブリエル シャビエルら新戦力も機能しているだけに、さらなる勢いに乗っていく可能性は十分だ。

昨季はあと一歩のところで昇格を逃した清水も好スタートを切った。開幕2連勝を飾ると、4節からは3連勝を達成。乾 貴士をはじめ、権田 修一北川 航也ら経験豊富な選手に加え、住吉 ジェラニレショーン中村 亮太朗ら新加入選手も速やかにフィット。長崎、山形に敗れるなどやや安定感に欠けるものの、リーグ屈指のタレント力を生かし、岡山を追走する。

仙台は7戦無敗と着実に勝点を積み上げ、3位と好位置につけている
仙台は7戦無敗と着実に勝点を積み上げ、3位と好位置につけている

森山 佳郎監督が就任した仙台は、粘り強い戦いが光る。堅い守りをベースにしたたかに試合を進め、勝負どころをモノにしていく。得点力に課題を抱え、勝ち切れない試合も目立つが7戦無敗と着実に勝点を積み上げ、3位と好位置につけている。

開幕2試合未勝利とやや出遅れた長崎は、その後に3連勝を達成するなど、4位に浮上。昨季得点王のフアンマ デルガドをはじめ、マテウス ジェズスエジガル ジュニオら強力な外国籍選手を揃え、迫力満点のサッカーで結果を残している。

1年でのJ1復帰を狙う横浜FCも堅い守りに加え、中野 嘉大ら新戦力が機能し、上位をキープする。開幕2連勝と好スタートを切った甲府は6位に位置するものの、3節以降は安定感を欠き、勝ちを逃す試合も増えつつある。

昇格チームの愛媛は7節を終えて8位と健闘を見せている。7節の藤枝戦では3-0と快勝を収めるなど、試合を重ねるなかで勢いを増している印象だ。同じく昇格組の鹿児島は失点の多さが気がかりながら、徳島と千葉を下すなど、ツボにはまった時の攻撃力はJ2でも十分に通用している。

順位表の下に目を向けると、リーグ最多の得点力を誇る千葉は、失点数も多く、ここ4戦未勝利で16位に転落。水戸は開幕戦で白星を掴みながら、その後は4連敗を含む、6戦勝利なし。群馬は7節に初勝利を挙げたものの、開幕6試合未勝利とスタートダッシュに躓いた。

早くも苦境に陥ったのは徳島だ。3連敗スタートとなり、4節の水戸戦で初勝利を挙げるも、その後は再び3戦勝利なし。7節の群馬戦に敗れた翌日に吉田 達磨監督が解任となった。苦しい戦いが続くなか、どのように巻き返しを図るのか。4月の戦いに注目が集まる。

明治安田J2リーグ結果(2、3月)

 

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