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J1初参戦の町田が驚きの快進撃。王者・神戸も連覇に向けて上々のスタート【マンスリーレポート(2・3月):明治安田J1】

2024年4月1日(月) 16:50

J1初参戦の町田が驚きの快進撃。王者・神戸も連覇に向けて上々のスタート【マンスリーレポート(2・3月):明治安田J1】

J1初参戦の町田が驚きの快進撃。王者・神戸も連覇に向けて上々のスタート【マンスリーレポート(2・3月):明治安田J1】
首位に立ったのは昇格チームの町田だ。昨季のJ2で圧倒的な強さを示した強度の高い戦いを、初のJ1の舞台でも見事に体現している

2月23日に開幕した今季の明治安田J1リーグは、3月末時点で5節までを消化した。

首位に立ったのは昇格チームの町田だ。開幕戦こそG大阪と引き分けたものの、2節の名古屋戦で歴史的なJ1初勝利を挙げると、そこから破竹の4連勝を達成。昨季のJ2で圧倒的な強さを示した強度の高い戦いを、初のJ1の舞台でも見事に体現している。平河 悠ら若手の活躍も光り、この勢いはさらに続いていきそうな気配だ。

C大阪も好調を維持する。3節から3連勝を達成し、ここまで無敗で2位に付ける。レオ セアラ香川 真司ら昨季からの主軸に加え、田中 駿汰登里 享平ら新戦力が早くもフィット。攻守両面で組織的な戦いを実現しており、今後も大きく崩れることはなさそうだ。

連覇を狙う神戸もまずまずのスタートを切った。5節の札幌戦では大量6ゴールを奪って快勝を収めるなど、前線のタレント陣が徐々に状態を上げてきている
連覇を狙う神戸もまずまずのスタートを切った。5節の札幌戦では大量6ゴールを奪って快勝を収めるなど、前線のタレント陣が徐々に状態を上げてきている

連覇を狙う神戸もまずまずのスタートを切った。2節の柏戦で敗れたものの、その後は3試合負けがない。5節の札幌戦では大量6ゴールを奪って快勝を収めるなど、前線のタレント陣が徐々に状態を上げてきている。

ポポヴィッチ新体制の鹿島、新戦力が躍動する広島、宇佐美 貴史が攻撃を牽引するG大阪も開幕から好調を維持する。一方、川崎Fは2節から3連敗、名古屋も開幕3連敗と苦しいスタートとなった。ともに戦力が大幅に入れ替わったなかで、チームとしての機能性に不安を残している。

町田以外の昇格チームもJ1の舞台で本領を発揮できないでいる。磐田はジャーメイン 良が1人で4ゴールを挙げた2節の川崎F戦こそ勝利を掴んだものの、その他の試合では得点力不足を露呈し、結果を残せていない。東京Vは終了間際の失点で勝点を落とす試合が続き、16年ぶりのJ1勝利はいまだ持ち越しとなっている。両チームともに昨季の成功体験があるだけに、ひとつのきっかけで流れを掴んでいく可能性もあるだろう。今後の巻き返しに期待がかかる。

早くも苦境に陥ったのは札幌だ。開幕戦こそ福岡に引き分けたものの、その後は4連敗。鳥栖には4失点、神戸には6失点と守備の脆さを露呈。一方で、5試合でわずか2得点と決定力不足にも苦しんでいる。攻守両面で不安を抱えるなか、チームを率いて7年目を迎えるペトロヴィッチ監督がどのように立て直していくのか。その手腕に注目が集まる。

明治安田生命J1リーグ結果(2・3月)

 

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