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【日本代表】ロシアW杯 アジア2次予選 vsカンボジア 試合後の監督コメント

2015年9月4日(金) 01:51

【日本代表】ロシアW杯 アジア2次予選 vsカンボジア 試合後の監督コメント

【日本代表】ロシアW杯 アジア2次予選 vsカンボジア 試合後の監督コメント
3得点を奪っての快勝にもハリルホジッチ監督は満足していない様子

日本代表は3日、2018FIFA ワールドカップロシア アジア2次予選兼AFCアジアカップUAE2019 予選の第2戦を戦い、カンボジア代表に3-0と勝利を収めました。

以下、試合後のヴァイッド ハリルホジッチ監督のコメントです。

「勝利を求め、我々はそれを手にした。選手にはおめでとうと言いたい。彼らも少しプレッシャーを感じていたが、戦う意識はかなりあったと思う。もう少し点は入ったと思うし、これだけ大きなチャンスをたくさん作って、3点しか取れなかったことには満足していない。このチームはもっと効果的な部分で向上していくと思う。今日は運がないところがあったが、このようにビッグチャンスを作っていればもっと点は取れたはずだ。

最後は何人か疲れた選手がいたが、彼らのファイティングスピリットは素晴らしいものがあった。ディフェンス面でも素晴らしく、相手は連続して2本のパスがつなげなかった。攻撃面はもっと伸びていくだろうが、センタリングをかなりの回数で上げても、(受け手が)しっかりしたポジションが取れていなかった。その点、まだまだトレーニングは必要だ。今度は移動して2勝目を獲得しなければならない。これが勝利に続くプロセスとなることを願っている」

――攻撃は斜めにクロスを上げてヘディングでフィニッシュという印象だったが、攻撃のバリエーションという意味ではどの程度満足しているのか?
「いろんなことを要求した。ミドルシュートも要求し、それで2点を取った。たくさんのことを発展させるために、たくさんの要求をした。ただ、考えてほしいのは、相手はかなり引いていたし、ピッチもスリッピーだった。ボールホルダーと要求する側とのコーディネーションも完全ではなかった。武藤にしても、このゲームで活躍してほしかったが、ちょっと早すぎたり、遅すぎたりしてタイミングを逸していた。ただ、バリエーションがあったことには満足しているし、ミドルシュートも打ってくれた。

本当はボランチにも、もっとミドルを打ってほしかった。このチームには、まだまだ伸びしろがある。だからこそトレーニングする時間がほしい。ボードで説明するのは簡単だが、グラウンドでトレーニングしていくための時間が必要だ。何人かの選手が疲労していたが、本当に選手たちのスピリットは良かった。選手には、6秒から7秒でボールを奪うように指示していたが、彼らは3秒で奪っていた。もっともっと、いろんなものが伸びていく。どの分野を伸ばす必要があるか、私は完璧に知っているつもりだ。

──合宿期間中に67のソリューションを選手に授けたということだが、手応えは? またアフガニスタン戦に向けて得点力を高めるためには必要なものは?
「状況によるが、アフガニスタンはおそらく引いてくるだろう。今日と同じような状況になるだろうが、私の哲学で何かをもたらして、勝ちにいくことを要求する。今日も10から15のビッグチャンスを作ったが、完璧でない。

相手は一度も、我々の16メートルのところに入っていなかったが、それに対しても満足していない。厳しく要求するのはいいが、私が彼らに求める理想はまだまだ遠い。それでもチームが伸びるということは確実に言える。どのレベルまで行けるのかを論じるのは難しいが、それでも伸びていくのは間違いない。アフガニスタン戦では勝つためにプレーしたい。勝利のスパイラルを続けることで自信がつく。今回のビッグチャンスでは、少し慌てたり、悪い選択があったりしたのかもしれない。もう少し冷静さがほしい」

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