新年あけましておめでとうございます。
昨年はJリーグが開幕して節目となる30周年を迎えることができました。これまでJリーグ・Jクラブを支えてくださっているファン・サポーターの皆様をはじめとするすべてのステークホルダーの皆様にあらためて感謝申し上げます。
Jリーグはこの30年間で、地域の皆様とともに着実に成長してきました。一方で世界のトップクラスはさらに早いスピードで成長しているのも事実です。Jクラブから育ち世界で活躍する選手が増え、その姿を見て多くの子どもたちが世界で活躍することを目指すようになっています。そうした中で、Jリーグがより魅力的なリーグとなるために、そしてJリーグが「世界と戦う舞台」となるために、この先どうなっていくべきか、昨年1年間近くかけて各クラブをはじめ様々な関係者の皆様と議論を重ね、2026-27シーズンからシーズンを移行(8月開幕・5月閉幕)するという決断に至りました。シーズン移行の実施に向けてまだまだ課題は残りますが、引き続き検討してまいります。
今年は次の30年に向けて、またJリーグが新たに設定した10年後の目指す姿に向けて、新たなスタートの年になります。
明治安田Jリーグの各カテゴリーが20クラブ、JリーグYBCルヴァンカップが全60クラブ参加のノックアウト方式となり、広島、金沢、長崎にはサッカースタジアムも新設されます。各地域で今まで以上にJリーグの楽しさや魅力をお届けできるよう取り組んでまいります。
2024年が皆さまにとって素晴らしい1年となりますことを祈念いたします。
本年もJリーグの活動に対し、ご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
公益社団法人 日本プロサッカーリーグ
チェアマン 野々村 芳和