大宮アルディージャは6月30日、グールニク・ザブジェ(ポーランド)へ期限付き移籍中のMF奥抜 侃志が1.FCニュルンベルク(ドイツ)へ完全移籍することで、クラブ間の基本合意に達したことを発表しました。今後はメディカルチェックを経て、正式契約を結ぶ予定となります。
奥抜は昨年の8月よりグールニク・ザブジェに期限付き移籍していました。
クラブを通じて奥抜は次のようにコメントしています。
「このたび、1.FCニュルンベルクに完全移籍することになりました。まずは、チームが苦しい状況の中で、自分の『海外での挑戦』という意志を尊重してくださったフロントスタッフの皆さんには、とても感謝しています。ニュルンベルクというすばらしいクラブからオファーをいただき、率直にうれしい気持ちが湧いた反面で、中学生の頃から育ててもらったこのクラブが苦しむ状況にある中で、力になりたいという想いもありました。ただ、色々と熟考する中で、やはり小さい頃からの夢であった“海外で活躍する選手になる”という夢を実現するためにはドイツで挑戦することがベストだと考え、このような決断に至りました。熾烈なボジション争いが待ち受けていると思いますが、必ず結果を出してきます! 大宮アルディージャ、グールニク・ザブジェというすばらしいクラブで経験したこと、学んだことを、来シーズンからはドイツの地で発揮して、もっともっと成長した姿を見せたいと思います。サポーターの皆さまには直接ご挨拶ができず、寂しい気持ちでいっぱいですが、ドイツの地から明るいニュースを届けられるよう頑張ってきます! 育成年代からプロキャリア含めて10年間、大変お世話になりました! 大宮の街、大宮アルディージャというクラブが大好きです! 行ってきます!」