2022年12月6日(火) 11:20
遠藤 航「こういう結果になってしまうと、やっぱりPKも含めて経験不足になるのかなと思います」【FIFAワールドカップカタール2022 ラウンド16 日本vsクロアチア】
日本代表は6日、FIFAワールドカップカタール2022 ラウンド16でクロアチアと対戦し、1-1(PK1-3)で敗れ、ベスト8進出はならなかった。
以下、試合後の遠藤 航のコメント。
ーーPKは?
蹴りたい人から蹴るということで、仲間を信じるっていうところしかなかったんで、とにかく蹴った選手のことは責めてないし、これはチームとしての結果なんでそれを受け入れなきゃいけないし、PK戦まで持ち込んでしまったっていうところはしょうがない。
ーー今までちょっと戦い方を変えて、前半から攻めて、点を取って悪くない流れだったのでは?
ゲームプラン的にはそんなに変わらずというか、基本5-4-1のブロックというところでしたけど、センターバックに対して、もうちょっと(プレスに)いけるようにはしていて、相手もドイツやスペインよりはどっちかというと、プレッシャーをかけたらボールを蹴ってくるみたいなのはあったんで、そこは特にゴールキックはハメに行くというところをやってましたし、自分たちもしっかりボールを動かせるゲーム展開ではあったんで、前半から。相手もしっかりブロックで引いてきたところで、そこは悪くはなかったと思います。
ーー遠藤選手からの縦パスも効果的だったが?
そこは自分の良さでもあるし、攻撃に関わっていくっていうところはずっと、 4 年間やってきた部分ではあるので、それをシンプルに出せたとは思いますけど、やっぱりもうちょっと、特に延長だったり、ああいう試合の展開になった時にもっと存在感を出せればよかった。
ーー90分で勝ちきるために必要なことは?
そこは、どこまでリスクを負うかっていうところだと思うので、相手はたぶんPKでもOKという感じだったのかなって思うし。自分たちは1-1で失点はしたくなかったんで、ちょっとそこのところで堅さがあったというか、動かせるところで少しちょっと、前半よりもシンプルにやるプレーが多くなってしまったのかなっていうところは、特に延長とか、1-1になった時は感じていました。自分ところでもうちょっと受けたいなというところはありましたけど、相手もハメに来ていたのもあるし、その辺はたぶん、相手もじれずにやるっていうところはゲームプラン通りだったのかなと思います。自分たちも別に、1-1はOKではあったんですけど、最後のPKが全てだと思います。
ーードイツ、スペインに勝って勝ち上がったが、決勝トーナメントで当たる相手の強さは?
個人的にはやっぱり、こういう相手に対してもやれる感覚ってのはありますけど、全員が全員、相手もそうですけど、めちゃめちゃいいプレーをするっていうよりは、ここって時にしっかり守れるとか、固い試合をどこまでじれずにやれるかみたいな、たぶんそういうところのみんなそれぞれの所属チームでの経験だったりとかっていうところはやっぱり相手はあるのかなと思いました。それは自分たちも学ばなきゃいけないことではあるし、2 点目を取れるチャンスがあったのでそこで取れればっていうところではありましたけど、こういう結果になってしまうと、やっぱりPKも含めて経験不足になるのかなと思います。
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