日本代表は現地時間2日、FIFAワールドカップカタール2022 グループE第3節でスペインと対戦し、2-1で勝利を収めた。
以下、試合後の森保 一監督のコメント。
世界最高峰の、実力あるスペインとの戦いで非常にむずかしく厳しい戦いになるということは試合前から予想していましたが、まさに、難しい試合展開の中で選手たちが1失点したあとも、まずは我慢強く、粘り強く戦って自分たちの流れに持って行こうということ、非常に難しい戦いの中で選手たちがやったなと思います。
そして前半頑張って、粘り強く我慢強く戦った中で繋げてくれた選手たちがいたからこそ後半良い形で攻撃に移っていくことができたかなと思います。まずは選手たちがコスタリカ戦から気持ちを切り替えて最善の準備をする、そして試合で準備したことをこの試合でチーム一丸になってタフに粘り強く戦い抜くこと、勝つ確率を上げることをやってくれた。そして、現地にいるサポーターの皆さん、国民の皆さんが応援してくれたからこその勝利だと思います。国民のみなさんに勝利を届けられて嬉しく思います。
ーー2得点目はボールがラインを越えているかと思ったが、FIFAから説明はあったか?
ゴールについては我々は勝利するために戦っていたので、目標としていたことが形になったと思っています。ラインを割ったか割らないかについては現代サッカーのテクノロジーの中で、本当に割っていたのであればゴールキックになっていたと思いますし、レフェリーのジャッジをリスペクトして全て任せた上でゴールが決まったということは、間違いなくゴールだと思っています。
ーー日本代表がスペイン、ドイツに勝ったということでアジアのコミュニティ全体が誇りに思うが、ハーフタイムで何を話した?
まずはアジア全体にとっても日本のサッカーにとってもドイツ、そしてスペインという世界最高峰のトップグループにいる国に勝てたことは大きな自信に繋がる、嬉しいと思います。まだまだ、もちろん学ばなければいけないと思いますが、アジアのサッカーが世界で勝っていける、日本のサッカーが世界の舞台で勝っていける、アジアのサッカーに関わる方々、日本のサッカーファミリーと喜びを分かち合えればと思います。
ハーフタイムにかけた言葉は、まず前半0−0、0−1のところは我慢して進めようと言っていたので、よく我慢したと伝えました。ハードワークしてくれた選手から二人交代して後半より攻撃に転じていくということ、もう失点はしないように、後半よりゴールを狙っていくことを選手たちには話しました。前半も良い守備から良い攻撃にということ話していて、粘り強く最後ゴールに繋げようということを伝えました。
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