日本代表は現地時間23日、FIFAワールドカップカタール2022 グループE第1節でドイツと対戦し、2-1で勝利を収めた。
以下、試合後の久保 建英のコメント。
考える暇もなかったですし、本当に何て言うんでしょう、逆サイドにサイドチェンジされた後にふと後ろを見ると、いつも1枚余っていて、僕は下がらないといけないなと思いましたけど、ミュラー選手が前から落ちてくると、そこにどっちかがマークにつかないといけないし、逆に落ちてこないで入ってくると、そこに長友選手がつかなきゃいけないので、外のニャブリ選手は僕が見て。僕はピッチでプレーして、どこがミスマッチなのかわからなかったですけど、確実に僕たちのところは余っていたので、その分、後ろに下がらなくてはいけなくて、30分くらいからきつくて、もう前にも行けなくなりました。
後で映像を見返さないといけませんが、前半は僕たちのやり方と相手のやり方がマッチしてなかったのかなと。逆に後半は相手も僕たちの5バックに面食らっていたと思いますし、改めてそのサッカーの何でしょう、フォーメーションはこういう時のためにあるんだなと思いました。
ーーピッチ上ではどう対処しようと?
鎌田選手が「もっと(前に)出てきてくれ」という話をしてましたし、僕も出ていきたい部分があって、(後ろにも)出てきてほしかったですけど、後ろを見たら特に余っているところも僕が見る限りなかったので、どこをどうしたらいいのか、けっこう難しかったと思います。
ーー交代は不本意だった?
ワールドカップなので毎試合ヒーローは変わりますし、今日は前半、僕も含めて苦戦したのは事実なので、交代はしょうがないと思います。なんでしょう、堂安選手もすごく状態がいい中で最初から試合に出られずに悔しい思いをしている中で、ああやってこぼれてきて、すごい持っていて、「今は誰も止められない」って冗談で言ってましたけど、それくらい大きな勝利だったと思いますし、なんなら今すぐみんな現役を引退したところで、今日決めた2人だったり、権田選手は一生誇れるものを持っていると思いますし、チームとしてもこの勝ちは一生誇れるものだと思います。
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