明治安田生命J3リーグは13日に第33節の7試合が行われ、2位の藤枝が福島に勝利を収め、J2昇格に大きく前進した。
ホームで福島と対戦した藤枝は、32分に横山 暁之のゴールで先制すると、35分にも再び横山が決めて、リードを2点に広げた。直後に1点を返されたものの66分に鈴木 惇のゴールで突き放し、3-1と快勝を収めた。
アウェイで宮崎と対戦した松本は、34分に菊井 悠介のゴールで先制したものの、41分に同点とされると、後半にも3点を奪われ1-4と完敗。この結果、藤枝と松本の勝点差は最終節を前に3に広がった。
4位の鹿児島は、スコアレスで迎えた85分にロメロ フランクが値千金の決勝ゴールを奪取し、1-0で岐阜に勝利。藤枝との勝点差を3で保ち、得失点差で松本をかわして3位に浮上。最終節に昇格の望みをつないでいる。
ホームで長野と対戦した5位の今治は、千葉 寛汰の2ゴールなどで終盤までリードしながら、山本 大貴にハットトリックを許し、3-3の引き分けに終わった。6位の富山は終了間際に林堂 眞が決勝ゴールを奪取し、2-1と北九州に競り勝った。しかし藤枝が勝利したことで、今治と富山の昇格の可能性は潰えている。
すでに優勝と昇格を決めているいわきは、有田 稜と吉田 知樹のゴールで2-1と相模原に勝利。2連勝で勝点を75まで伸ばしている。八戸は58分に生まれた野瀬 龍世のゴールを守り抜き、1-0で讃岐に勝利した。
■試合データ
藤枝vs福島
今治vs長野
鹿児島vs岐阜
宮崎vs松本
相模原vsいわき
讃岐vs八戸
北九州vs富山