2022年10月29日(土) 17:50
横浜FM、川崎Fが揃って勝利し優勝決定は最終節に持ち越し! "残留争い直接対決"に敗れた磐田はJ2へ降格【サマリー:明治安田J1 第33節】
明治安田生命J1リーグは29日に第33節の9試合が行われ、首位の横浜FMと2位の川崎Fが揃って勝利を収め、優勝決定は最終節に持ち越しとなった。またG大阪に敗れた磐田の降格が決定している。
ホームに浦和を迎えた横浜FMは、17分のエウベルのゴールを皮切りに、怒涛のゴールラッシュを展開。37分にアンデルソン ロペスが加点すると、57分には再びエウベルが決めてリードを3点に広げた。さらに65分にはアンデルソン ロペスの2点目で4-0。67分に1点を返されたものの、4-1で快勝を収めた。
川崎Fはホームで神戸と対戦。20分にマルシーニョのゴールで先制したものの、51分に同点とされてしまう。しかし終了間際の84分、家長 昭博がPKで決勝ゴールを奪い、2-1で接戦を制した。この結果、横浜FMは勝点65、川崎Fは同63となり、優勝の行方は2ポイント差のまま最終節にもつれ込むこととなった。なお最終節で横浜FMは、アウェイで神戸と対戦。川崎FはアウェイでFC東京と対戦する。
アウェイでG大阪と対戦した磐田は、スコアレスで迎えた66分に食野 亮太郎に先制点を許すと、73分にはパトリックに追加点を奪われ0-2と敗戦。勝点を29から伸ばすことができず、1試合を残して降格が決定した。一方勝ったG大阪は2連勝で、残留圏内となる15位に順位を上げている。
ホームに鹿島を迎えた清水は、56分に失った1点を取り返せずに、0-1と敗戦。6戦未勝利で17位に転落した。京都はC大阪とスコアレスドローに終わり、プレーオフに回る16位に順位を下げている。
ホームで柏と対戦した福岡は、山岸 祐也とフアンマ デルガドのゴールで2-1と勝利。湘南は町野 修斗の2ゴールなどで鳥栖を下し、札幌は興梠 慎三と宮澤 裕樹のゴールで、2-1と広島に競り勝った。この結果、札幌の残留が決定。降格の可能性を残すのは、今節決まった磐田を除き、湘南、福岡、G大阪、京都、清水の5チームとなった。
名古屋とFC東京の一戦は、永井 謙佑が古巣相手に決勝ゴールを叩き込み、2-1でホームの名古屋が勝利を収めている。
■試合データ
川崎Fvs神戸
横浜FMvs浦和
湘南vs鳥栖
清水vs鹿島
名古屋vsFC東京
京都vsC大阪
G大阪vs磐田
広島vs札幌
福岡vs柏