ツエーゲン金沢は21日、DF廣井 友信が今季限りで現役を引退することを発表しました。
廣井は駒澤大より2007年に清水エスパルスに加入。その後、東京ヴェルディやロアッソ熊本でもプレーし、金沢には2015年より在籍していました。
16年に渡る現役生活では、J1リーグ通算14試合・0得点、J2リーグ通算230試合・9得点を記録しました(2022年10月21日現在)。
クラブを通じて廣井は次のようにコメントしています。
「今シーズンをもって、プロサッカー選手を引退することを決断しました。プレーする機会を与えてくれた清水エスパルス、東京ヴェルディ、ロアッソ熊本、ツエーゲン金沢に感謝申し上げます。素晴らしい才能や能力、実力を持った人たちと仲間になったり、対戦相手として競ってきました。そんな世界で自分が16年もの間プロとして生き抜いてこれたことは、奇跡だと思っています。「そんなことないよ!」と言われたいからこんなことを書いているつもりは無くて、客観的に見て本当にそうなんだと思っています。
なぜ奇跡は起きたのでしょうか?それは、両親をはじめとする素晴らしい人達との出会いがあったからだと確信しています。私という人間を成長させ、築き上げてくれました。愛情を持って接してくれた指導者の皆様、偉大な先輩、何でも言い合えた同期、頼もしい後輩、多くの怪我を共に向き合い乗り越えてきたメディカルスタッフ、いつも選手を支えてくれるクラブスタッフ、全ての方との出会いに感謝申し上げます。ファン、サポーターの皆様、共に歩んできた道のりを誇りに思います。ありがとうございました。楽しかったです!これからも選手を、クラブを、Jリーグを、そしてサッカーを支えてもらえると嬉しいです。この先どんな道を歩もうとも、サッカーを通じ学んだことを忘れずに日々精進していきます。16年間ありがとうございました」
なお23日に開催される明治安田生命J2リーグ第42節の栃木SC戦で、引退セレモニーが行われる予定となっています。