横浜FCは18日、MF中村 俊輔が今季限りで現役を引退することを発表しました。
中村は1997年に桐光学園高より横浜マリノス(現横浜F・マリノス)に加入。2002年にレッジーナ(イタリア)に移籍すると、その後、セルティック(スコットランド)、エスパニョール(スペイン)でプレー。2010年に横浜FMに復帰し、ジュビロ磐田でのプレーを経て、2019年より横浜FCに在籍していました。
26年に渡る現役生活では、J1リーグ通算408試合・73得点、J2リーグ通算15試合・1得点を記録(2022年10月18日現在)。2000年と2013年にはJリーグ年間最優秀選手に選ばれています。
また日本代表としても活躍し、国際Aマッチ98試合・24得点を記録。2006年と2010年のワールドカップにも出場しました。
クラブを通じて中村は、次のようにコメントしています。
「今シーズンをもち現役から退く決断をしました。幼稚園のときにサッカーボールを蹴り始めてから、40年もの月日が経ちました。はじめは、楽しいという思いだけで始めたサッカー。そのサッカーが仕事となり、プロサッカー選手として26年間も過ごすことができました。長いサッカー人生の中で、幾度となく苦悩や挫折がありましたが、いつも誰かが自分のことを支えてくれ、背中を押してくれました。
一緒に戦ってくれたチームメイト、指導をしてくださった監督・コーチ、ケガの治療やケアをしてくれたドクター・トレーナー、クラブに携わっていただいた方々、そして、いつも熱い応援をしてくださるファン・サポーター、全ての皆様に感謝申し上げます。本当に多くの支えがあったからこそ、これまでサッカー選手として闘い続けることができました。26年間多くのご声援、ご協力をいただき誠にありがとうございました」