明治安田生命J2リーグは16日に第41節の8試合が行われ、3位の岡山が秋田に敗れたことで2位の横浜FCの昇格が決定した。
14時にキックオフされた岡山vs秋田は、ホームの岡山が50分に河井 陽介のゴールで先制に成功。しかし59分に齋藤 恵太に同点ゴールを奪われると、90+3分に青木 翔大に決勝弾を浴び岡山が1-2で敗れた。この結果、横浜FCとの勝点差が5のままとなり、18時キックオフの横浜FCが試合前に昇格を決めている。
昇格を決めた横浜FCはホームで金沢と対戦したものの、前半のうちに2点を奪われると、後半立ち上がりにも失点し、3点のビハインドを負った。その後にクレーベが2点を返すも、2-3と敗戦。この結果、首位の新潟と2位の横浜FCの勝点差は4のまま変わらず、1試合を残して新潟のJ2優勝が決定している。
ホームに大宮を迎えた徳島は、18分に浜下 瑛のゴールで先制すると、一度は同点とされるも、63分と69分に藤尾 翔太が立て続けにゴールを奪い、3-1と快勝。3連勝を達成した徳島は、プレーオフ出場圏内となる6位を守った。
ホームで熊本と対戦した仙台は1-1で迎えた90+2分にフォギーニョが決勝ゴールを奪取し、2-1で勝利。連敗を3で食い止め、プレーオフ出場の可能性を残した。山形はディサロ 燦シルヴァーノのゴールなどで3-0と大分を下し、こちらもプレーオフ出場に望みをつないでいる。この結果、徳島、仙台、山形の3チームが最終節で残り1枠となったプレーオフ出場を争う構図となった。
千葉は熊谷 アンドリューとチアゴ デ レオンソのゴールで2-1と琉球を下したものの、6位の徳島との勝点差は4のままで、プレーオフ出場の可能性が潰えた。一方敗れた琉球は21位以下が確定した。
ホームで岩手と対戦した群馬は、北川 柊斗のゴールなどで5-1と快勝。2試合ぶりの勝利で残留を決めている。敗れた岩手は最下位から抜け出せず、21位以下が決定している。
アウェイで栃木と対戦した水戸は、2点を追いかける45+2分に木下 康介が1点を返すと、87分に唐山 翔自が同点ゴールを奪取。さらに90+6分にも再び唐山が決めて、3-2と劇的な逆転勝利を収めた。
■試合データ
栃木vs水戸
群馬vs岩手
千葉vs琉球
岡山vs秋田
大分vs山形
仙台vs熊本
横浜FCvs金沢
徳島vs大宮