AFCチャンピオンズリーグは25日に準決勝が行なわれ、全北現代モータースFC(韓国)を下した浦和が、決勝進出を決めた。
試合は開始11分に松尾 佑介のゴールで、浦和が幸先良く先制に成功。しかし1点リードで迎えた後半に全北現代の反攻を浴び、55分にPKで同点とされてしまう。その後は両者チャンスを作りながらも決定打を欠き、1-1のまま延長戦に突入した。
すると延長後半の116分に全北現代がセットプレーから勝ち越しゴールをマーク。追い込まれた浦和だったが終了間際の120分、キャスパー ユンカーがこぼれ球を押し込んで、土壇場で2-2の同点に追いついた。
勝負はPK戦に委ねられると、ここで魅せたのは浦和の守護神、西川 周作だった。立て続けに2本を止めると、4人目のキックはポストに救われた。逆に浦和は2人が成功し、3人目のダヴィド モーベルグは失敗に終わったが、4人目の江坂 任が確実にネットを揺らした。3-1でPK戦を制した浦和が、2019年以来4度目となる決勝へと駒を進めている。
なお決勝は来年2月にホーム&アウェイ方式で開催される。
■試合データ
全北現代vs浦和