2022年8月9日(火) 15:20
ホームに神戸を迎える福岡は初の4強進出なるか。初戦を落とした横浜FMはホームで逆転突破を狙う【プレビュー:ルヴァンカップ 準々決勝 第2戦】
JリーグYBCルヴァンカップは、10日に準々決勝の第2戦が行われる。
アウェイでの第1戦を1-3で落とした横浜FMは、ホームに広島を迎える。2点のビハインドを追いかける状況なだけに、立ち上がりから攻勢を仕掛けるだろう。初戦で一時は同点となるゴールを決めたレオ セアラにかかる期待は大きい。
対する広島は大きなアドバンテージがあるものの、アウェイゴールを許しているだけに0-2で敗れると、敗退に追い込まれる。ゴールを与えないことはもちろん、早い段階でアウェイゴールを奪うことが、試合を優位に進めるポイントになりそうだ。
新型コロナウイルス感染症の影響でメンバー構成に苦しみながら、敵地での初戦を2-1でモノにした福岡は、ホームで神戸とのリターンマッチに挑む。初戦で結果を出したジョン マリとルキアンが、この試合でもカギを握るだろう。
神戸は2点差以上の勝利が求められる状況だが、福岡の堅い守りをいかに攻略していくのか。初戦で一矢を報いた大迫 勇也はもちろん、加入後まだゴールのないステファン ムゴシャの爆発が待たれる。
浦和vs名古屋は、リーグ戦を含めて同一カード3連戦となる。初戦は1-1の引き分けに終わったが、先週末のリーグ戦では名古屋が3-0と快勝を収めている。ホームの浦和とすれば、初戦でアウェイゴールを奪っているだけにスコアレスドローで終えれば、ベスト4進出が決まる状況ながら、スタイル的にも守りを固める戦いは選択しないだろう。好調を維持する松尾 佑介に大きな期待がかかる。
名古屋はリーグ戦の良いイメージを持ってこの試合に臨めるはずだ。1得点・2アシストと全ゴールに絡んだ永井 謙佑が、再び大仕事をやってのけるか。
川崎FvsC大阪も第1戦は1-1の引き分けに終わっており、この第2戦のスコアで上回ったほうが準決勝へと駒を進める。川崎Fは先週末のリーグ戦で劇的な勝利を挙げており、勢いに乗っている。新型コロナウイルス感染症の影響で離脱していた選手も復帰しており、良い状態でこの試合に臨めそうだ。
一方のC大阪はリーグ戦で好調を維持しており、ホームでの初戦では土壇場で追いつく粘りを披露。アウェイゴールを許しているためスコアレスドローでは敗退となるだけに、早い段階で得点を奪いたいところ。公式戦2試合連続ゴール中のアダム タガートが、4強への扉を開く活躍を見せられるか。
■各試合の見どころをチェック
浦和vs名古屋
川崎FvsC大阪
横浜FMvs広島
福岡vs神戸