明治安田生命J1リーグ 2ndステージは16日に第7節の9試合が行われ、広島は柏に0-3で敗れ2連敗。代わって終了間際の逆転劇で仙台を3-2で下した鹿島が首位に浮上した。
鹿島は27分までにかつての中心選手、野沢 拓也に2ゴールを許す苦しい展開。しかし1点を返して前半を終えると、終了間際に交代でピッチに立っていた土居 聖真が輝きを放ち、82分、87分と立て続けに2ゴールを奪取。敗色濃厚だった試合を土壇場で引っくり返してみせた。
一方、前節まで首位に立っていた広島は、柏に完敗。クリスティアーノにハットトリックを許すと、そのままなすすべなく0-3で敗れて2連敗となった。
この結果、4連勝で勝点16とした鹿島が首位に浮上。2連敗で同15にとどまった広島は2位に後退した。2連勝で同15とした柏が得失点差で3位につけている。
このほか、FC東京は58分のネイサン バーンズのゴールが決勝点となり、G大阪に2-1で勝利して4位(勝点13)に浮上。矢田 旭のゴールを守り切った名古屋が松本を1-0で下し、5位(勝点13)に順位を上げている。一方、川崎Fは神戸に0-2で敗れ、6位に後退。1stステージを制した浦和は槙野 智章のゴールで湘南を1-0で下し、勝点11の8位と着々と順位を上げてきている。
鳥栖は山形を3-1で下し6試合ぶりの白星。横浜FMは甲府を2-0で下し2連勝とした。残留を争う清水と新潟の一戦は1-1のドローに終わっている。