明治安田生命J1リーグは21日に第14節の8試合が行われ、鳥栖と引き分けた川崎Fが首位の座をキープした。
アウェイで鳥栖と対戦した川崎Fは、相手の激しいプレッシャーを受け、なかなかチャンスを作れないもどかしい展開が続いた。それでも退場者を出しながらも相手にもゴールを許さず、0-0の引き分けに持ち込んだ。川崎Fの連勝は4でストップしたものの、勝点を30に伸ばし、首位を守っている。
浦和の本拠地に乗り込んだ鹿島は、開始6分にアルトゥール カイキのゴールで先制するも、前半終了間際にPKで失点し、1-1の引き分けに終わった。鹿島の連勝はならず、浦和は7試合連続のドローとなった。アウェイで福岡と対戦した横浜FMは、58分に失った1点を取り返せずに、0-1と敗戦。5試合ぶりの黒星となった一方、勝った福岡は3試合ぶりに勝点3を手にした。
ホームで京都と対戦した広島は、開始5分に満田 誠のゴールで先制すると、26分にジュニオール サントスが追加点を奪取。その後に1点を返されたものの、66分にはナッシム ベン カリファの加入後初ゴールでダメを押し、3-1と快勝を収めた。広島は勝点を21に伸ばし、4位に順位を上げている。G大阪とのダービーマッチの臨んだC大阪は、前半に先制点を許したものの、後半に反攻を仕掛け、58分にアダム タガートのゴールで追いつくと、66分に奥埜 博亮が逆転ゴールを奪取。さらに終了間際にも再び奥埜が決め、3-1とライバル対決を制している。
名古屋は1-1で迎えた90+4分に相馬 勇紀が決勝ゴールを叩き込み、2-1で清水に競り勝った。湘南は町野 修斗の2ゴールで2-1と神戸を下し、最下位から抜け出している。FC東京vs柏は、両者決め手を欠きスコアレスドローに終わった。
■試合データ
広島vs京都
清水vs名古屋
C大阪vsG大阪
FC東京vs柏
湘南vs神戸
浦和vs鹿島
鳥栖vs川崎F
福岡vs横浜FM