明治安田生命Ｊ１リーグは、18日から3日間に渡って第5節の9試合が開催される。
4戦負けなしで首位に浮上した川崎Ｆは、アウェイで広島と対戦。前節は名古屋を1-0で撃破した。アンカーとして存在感を放つ橘田 健人が今節も重要な役割を担うだろう。対する広島は、前節FC東京に敗れ、今季初黒星。4戦未勝利と苦しい戦いが続く。今季から取り組むハイプレスで川崎Ｆのパスワークを寸断できれば、勝機は高まりそうだ。
2位の横浜FMは、ホームに鳥栖を迎える。前節は實藤 友紀の劇的ゴールで追いつき、札幌と引き分けた。攻撃の迫力が保たれるなか、4試合ゴールのない仲川 輝人が久しぶりに結果を残せるか。対する鳥栖は前節浦和を下し、今季初勝利。開幕から4試合負けなしと、安定した戦いを続ける。移籍後初ゴールを決めた垣田 裕暉に今節も期待がかかる。
3位の柏は、名古屋の本拠地に乗り込む。細谷 真大ら若手が躍動し、チームに勢いが生まれている。前節、決勝ゴールを奪ったマテウス サヴィオのパフォーマンスにも注目だ。一方の名古屋は前節、川崎Ｆに敗れ、今季初黒星を喫した。ここまでゴールを奪えていない攻撃陣にそろそろ結果が欲しいところだ。
4位の鹿島は、ホームで湘南と対戦。前節は神戸を下し、2連勝を達成した。日本代表での活躍も期待される上田 綺世が注目選手となる。湘南は前節、京都と引き分け、今季はまだ白星を手にできていない。ひとり気を吐く町野 修斗が、チームに勢いをもたらせるか。
2連勝中のFC東京は、アウェイで京都と対戦。前節は広島を2-1で下し、勢いに乗る。切れ味鋭いドリブルで攻撃を活性化させている紺野 和也のパフォーマンスがカギを握るだろう。一方の京都は、前節湘南と引き分け、3試合勝利から遠ざかる。ピーター ウタカが好調を維持するだけに、守備の強度を最後まで保てるかがテーマとなりそうだ。
Ｇ大阪はホームで福岡と対戦。前節は終了間際に追いつき、磐田と引き分けた。レアンドロ ペレイラに今季初ゴールが生まれたのは好材料で、このストライカーのさらなる爆発が期待される。福岡は前節、柏に敗れ、開幕4試合勝利なしとなった。3試合連続無得点と元気のない攻撃陣の奮起が求められる。
Ｃ大阪はホームに札幌を迎える。前節は清水に快勝を収め、今季初勝利を手にした。この試合で清武 弘嗣が負傷し、約1か月の離脱を強いられることとなった。頼れるエースが不在のなか、代わってピッチに立つ選手が意地を見せたいところだ。札幌は前節、終了間際に追いつかれ、開幕から4試合連続の引き分けとなった。勝ち切れない試合が続くなか、複数得点を奪うことが重要なミッションとなる。
浦和は前節、鳥栖に敗れ、早くも4敗目を喫した。今節はホームで磐田と対戦。嫌な流れが続くなか、今季まだゴールのないキャスパー ユンカーの爆発が待たれる。対する磐田は前節、Ｇ大阪と引き分け、連勝はならなかった。終了間際に追いつかれただけに、試合の終わらせ方がテーマとなるだろう。
清水はホームに神戸を迎える。前節はＣ大阪に敗れ、これで2連敗。2試合で5失点を喫する守備の修正が求められる。神戸は開幕6試合勝利なしと、苦しい戦いが続く。それでも火曜日に行われたACLのプレーオフでは、撃ち合いを制し、メルボルン・ヴィクトリーを下している。この勝利が好転のきっかけとなるか。2ゴールを奪った大迫 勇也に大きな期待がかかる。
■各試合の見どころをチェック
横浜FMvs鳥栖
清水vs神戸
京都vsFC東京
Ｇ大阪vs福岡
広島vs川崎Ｆ
鹿島vs湘南
浦和vs磐田
Ｃ大阪vs札幌
名古屋vs柏
