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【日本代表】EAFF東アジアカップ・中国戦 試合後 監督コメント

2015年8月10日(月) 08:33

【日本代表】EAFF東アジアカップ・中国戦 試合後 監督コメント

【日本代表】EAFF東アジアカップ・中国戦 試合後 監督コメント
報道陣の質問に応えるハリルホジッチ監督

EAFF東アジアカップは9日に最終戦が行われ、日本は中国と1-1で引き分けました。以下、試合後のヴァイッド・ハリルホジッチ監督のコメントです。

■ヴァイッド・ハリルホジッチ監督

「内容について、それから戦う意識においても、おそらく今日が3戦で一番良い試合だった。ただ、この試合でこれくらいできることは前もって分かっていたことだ。フィジカル的にも疲労回復ができていたし、初めて11対11のトレーニングもできた。得点を取るチャンスはかなりあったので、勝てなかったことは少し残念だ。引き分けだったが、選手のことは評価している」

――この大会で得た収穫は?
「この3試合を通し、国内組のことがよく分かった。真の代表に入れる人材は何人か見つかった。何人かはまだ努力が必要だ。大部分の選手は今回初めて見たが、呼んでいない選手に関しても2、3人興味がある選手がいるので、引き続き分析と追跡をしていきたい。今回呼んだ選手に関しても各自にメッセージを送っているし、各クラブでこういうトレーニングをしてほしいということも伝えている。ここに来たほとんどの選手が素晴らしいスピリットを見せてくれた」

「今日の試合では、素晴らしいアクションがいくつかあったし、私たちが理想とするゴールもあった。ハイレベルのアクションだったと思う。だから選手には「おめでとう」と言った。これを続けてほしいし、たくさんのポジティブなことがあった。もちろん結果は満足できないが、それほどがっかりもしていない。試合を重ねるごとにパワーも戻ってきたし、本当に選手たちは勝ちたい気持ちが強かった。それだけに残念だ。勝利するための努力はすべて出したと思う。ラストパスやフィニッシュの部分が少し欠けていた。少しナイーブな失点もあった。我々はしっかりトレーニングしてきたし、これからもトレーニングすべきこともある。それが今回の収穫だ」

――カレンダー問題を含め、修正すべき点をどう考えるか?
「準備期間については、どの世界の監督であっても準備をしたいと思うのは当たり前だと思う。言い訳をしているという記事が書かれているが、それについては少し怒りを感じている。私は多少はフットボールを知っているし、チーム全体でトレーニングする必要があることを知ってほしい。この3試合を見て、パワーが除々に上がっていったことに気づかれたと思う。それからオーガナイズの面もそうだ。ディフェンス面でも、オフェンス面でも、日本は良いフットボールをしたのではないか。かなりハイレベルなアクションをしたのではないかと思う」

「選手は3試合続けるなかでパワー発揮してくれたし、もう少し時間があれば違う結果になっていた。それでもこの大会ではいくつか発見はあった。2、3人の本当に良い選手が見つかった。彼らは多くの満足を与えてくれた。第一の目的は勝利だったが、それももう一つの目的だった。Bチームだったというわけではないが、誰が定着するのかというのも目的だった」

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