EAFF東アジアカップは9日に第3戦が行われ、日本は中国に1-1で引き分けた。
日本は序盤から中国のパワフルなプレーの前にやや浮き足立ち、10分にはスローインの流れから、ウー・レイに豪快なミドルを叩きこまれてしまう。その後も相手の鋭いカウンターに晒されピンチを招いたが、これをなんとか凌ぐと徐々に流れを取り戻し、川又 堅碁(名古屋)、宇佐美 貴史(G大阪)らが何度かチャンスを迎えた。
そして41分、この日が代表デビューとなった米倉 恒貴(G大阪)のクロスを、エリア内に飛び込んだ武藤 雄樹(浦和)が合わせて同点に追い付いた。
雨脚が強まった後半は日本がボールを持つ時間が増えたものの、なかなか決定的な場面が生まれず。途中出場の興梠 慎三(浦和)、柴崎 岳(鹿島)らの奮闘もむなしく、最後まで勝ち越しゴールは奪えなかった。
結局試合は1-1のドローで終了。この結果、日本は2分1敗とひとつの勝利も挙げられず、最下位で大会を終えている。