SC相模原は5日、MF兵藤 慎剛が2021シーズンをもって現役を引退することを発表しました。
兵藤は早稲田大より2008年に横浜F・マリノスに加入。2017年に北海道コンサドーレ札幌に籍を移し、2019年からはベガルタ仙台でプレー。相模原には2021年途中より在籍していました。
14年に渡る現役生活では、J1リーグ通算338試合・36得点、J2リーグ通算7試合・0得点を記録しました。
クラブを通じて兵藤は、次のようにコメントしています。
「2月1日をもちまして兵藤慎剛はプロとしてのサッカー選手を引退することを決意しました。これまで応援していただいた全ての方に感謝しかありません。引退を決めるまで本当に悩みました。『できることならずっとプロサッカー選手として続けていきたい』という気持ちはありますが、昨年に続きなかなかチームが決まらないということは自分にもそういう時期がきたのではないかと思い引退を決断しました。
1993年にJリーグが始まり、そのブームと共に自分のサッカー人生はスタートしました。茂木SSS、海星中学、国見高校、早稲田大学とこれまで指導に携わっていただいた監督、コーチ、そして素晴らしい仲間のおかげで成長できプロサッカー選手になることができました。そして、横浜F・マリノスでプロとしてのキャリアをスタートし、北海道コンサドーレ札幌、ベガルタ仙台、SC相模原と素晴らしいクラブでプレーできたことは本当に幸せでした。プロとして、いい時期ばかりではなかったですが偉大な先輩、最高のチームメイトとサッカーをできたこと。素晴らしいファン、サポーターの声援を受けてピッチで楽しくプレーできたことを僕は忘れません。
今後は、自分の可能性を広げるためにしっかりとたくさんのことを学んでいきながら、微力ながら日本サッカー界に貢献していけたらと思っています。最後に、日本サッカー協会の皆様をはじめ、Jリーグに関わるすべての人に感謝を伝えたいと思います。ありがとうございました。 Jリーグがより素晴らしいリーグになることを願っています」