カタール・ワールドカップのアジア最終予選が1日に埼玉スタジアム2002で行われ、日本代表がサウジアラビア代表に2-0で勝利した。
日本は前節の中国代表戦と同じメンバーとフォーメーションで、この試合に臨んだ。
試合は序盤から互角の攻防が続き、両チームともにゴールに迫れない緊迫した展開が続いた。しかし日本が徐々にリズムをつかむと、32分にビッグチャンスが生まれる。酒井 宏樹のフィードの反応した伊東 純也が右サイドを抜け出すと、エリア内にグラウンダーのクロスを供給。これを大迫 勇也がスルーすると待ち受けたのは南野 拓実だった。ボールを受けた南野は、鋭い切り返しで相手をかわすと、左足を一閃。シュートは相手GKに当たりながらゴールに吸い込まれた。
日本の1-0で迎えた後半も緊張感あふれる時間が続いたが、50分にスーパーゴールが生まれる。左サイドからの長友 佑都のパスが相手に当たりゴール前にこぼれると、これに反応した伊東が右足を強振。豪快なボレーシュートがサウジアラビアゴールに突き刺さった。
その後はサウジアラビアが攻勢を仕掛けるも、日本は落ち着いた対応でチャンスを許さない。逆にカウンターから好機を作り、3点目を奪うチャンスも訪れた。追加点こそ生まれなかったもののサウジアラビアにもゴールを与えず、2-0と快勝。日本は5連勝で勝点を18に伸ばし、グループ首位のサウジアラビアに勝点1差に迫っている。
■試合データ
日本vsサウジアラビア
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