藤枝MYFCは23日、DF秋本 倫孝が2021シーズンをもって現役を引退することを発表しました。
秋本は2005年にヴァンフォーレ甲府に加入し、その後、京都サンガF.C.、カターレ富山、タイ・ホンダFC(タイ)を経て、2019年より藤枝に在籍していました。
17年に渡る現役生活では、J1リーグ通算45試合・4得点、J2リーグ通算216試合・24得点、J3リーグ通算54試合・3得点を記録しました。
クラブを通じて秋本は、次のようにコメントしています。
「2021シーズンをもちまして、現役を引退することを決めました。プロサッカー選手として39歳までプレーできたのは、これまで指導していただいた指導者の方々、チームメイト、ファン・サポーターの皆様の支えがあったからです。改めて感謝申し上げます。プロ1年目、ヴァンフォーレ甲府で初めて試合に出た時は、視野が半径1メートルくらいしかなくてすごく緊張していました笑。でも大木さん、安間さんにプロとしての基礎を教わり、1年目の最後にはJ1を勝ち取る試合に出ることができました!
京都サンガでは元日の天皇杯決勝で出場停止と脳震盪のダブルパンチで試合に出られず準優勝でしたが、中山博貴が先制点取ってくれてとても嬉しかったのを覚えています!カターレ富山ではチームをJ3に落としてしまったにも関わらず、何度もあたたかく迎えて応援してくれたサポーターの姿は今でも忘れられません。藤枝MYFCでは、生まれ故郷の静岡でプレーさせていただき、親族や友人にも試合を観てもらえたことは、自分の中でかけがえのないものとなりました。
ここに全てのことは書ききれませんが、大学卒業からこれまでの17年間をこうして振り返ってみると、出会いに恵まれ、自分らしいサッカー人生を送ることができたと改めて感じています。最後にここまで大きな怪我もなく、丈夫に産んでくれ栄養を考えたご飯を食べさせてくれた両親に感謝いたします。ほんとありがと!!今後は指導者を目指していきたいと思っています。これまでお世話になった偉大な指導者から比べればまだまだ未熟者ですが、少しでもサッカー界に貢献できるように頑張ります!今までありがとうございました!」