横浜F・マリノスは8日、MF天野 純が蔚山現代FC(韓国)へ期限付き移籍することを発表しました。移籍期間は2022年12月31日までとなります。
天野は2020年に横浜FMに復帰し、昨季の明治安田生命J1リーグで34試合・3得点の成績でした。
クラブを通じて天野は、次のようにコメントしています。
「横浜F・マリノスに関わる全ての皆様へ。最高のチームメイトと、日本一のファン・サポーターに囲まれるF・マリノスでの毎日は、家族のようで楽しく、そして自分が恵まれた環境にいる事を日々実感しています。それと同時に、その環境に甘えてしまっている自分がいる事を感じていました。何より、ここ数年の自分に納得できず、このままでいいのかと危機感を覚えていました。停滞は退化ではないのかと考えるようになりました。ここで再び何かを変えなくてはいけないと思っていました。そのタイミングで、一昨年のACL王者でもあり、アジア屈指の強豪クラブである蔚山現代FCから話が来ました。その厳しい環境で、日々の練習に揉まれる事で、もっと強くて逞しい選手に成長できるのではないかと考えました。ギリギリまで悩み、なかなか決断を下す事ができませんでした。数年後の自分はどうなっていたいのか。そのためには、いま何が必要なのか。それらの熟慮を重ねた結果、今回の決断に至りました。のちに、この決断を正解にできるのは自分自身しかいません。1日1日を無駄にせず、自分自身と向き合い、もっと成長してきます」