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【日本代表】EAFF東アジアカップ・韓国戦 試合後 ハリルホジッチ監督のコメント

2015年8月5日(水) 23:34

【日本代表】EAFF東アジアカップ・韓国戦 試合後 ハリルホジッチ監督のコメント

【日本代表】EAFF東アジアカップ・韓国戦 試合後 ハリルホジッチ監督のコメント
引き分けに終わったものの、ハリルホジッチ監督はディフェンス面を評価した

EAFF東アジアカップは5日に第2戦が行われ、日本は韓国と1-1で引き分けました。以下、試合後のハリルホジッチ監督のコメントです。

「今日の試合では、我々は特にディフェンス面で強さを見せたと思う。少しだけフィジカルがいい状態が試合に臨めた。(北朝鮮戦から)5人選手を入れ替えたが、守備のポジションはしっかり取れていた。ただ、パワー面で問題があった。相手FWが空中戦に持ち込んだ時には、我々に問題が起きていた。

オフェンス面では、まだまだパフォーマンスが上がっていなかった。北朝鮮戦に比べてそれほど大きなチャンスを作ることはできなかった。ただ、この大会で一番強い相手に対して、このようなパフォーマンスで引き分けに持ち込むことができたし、少しは満足できるのではないだろうか。相手は我々よりもオートマティズムが進んでいるチームだった。そういうチームに対して、このような戦いができたので選手を評価していいだろう。3試合目にしっかりトライして、勝利を求めていこうと思う」

――前半は非常に消極的に感じられたが、想定内の戦いだったのか?
「この試合の準備のために、我々がどのようなクオリティを持っているか、まずは認識する必要があった。我々はいろんなことを想像できるが、チームとしてどんな選手を抱えているか、どういうクオリティなのかというところから考えた。確かにブロックは下がっていた。それはハイプレスをかけることが不可能だったからだ。試合後に何人かの選手を見たと思うが、疲労で高い位置からのプレスがかけられなかった。つまり、ある程度リアリストになる必要があったということだ。そうしなければ、ハイレベルな戦いの中で結果は出せなかった。韓国はどれくらい大きなチャンスを作っただろうか? 何回かはあったが、それはロングボールを蹴ってきた時くらいだろう。

ただ、我々がボールを奪ってから前に行くときにミスが多く起こっていたことについては、がっかりしている。少し恥ずかしい面もあったが、それだけ疲労もあったということだ。我々のチームだけが中国入りしてから1日しか準備期間が与えられなかったことについては、少し誠実さに欠けると思う。我々はトレーニングがたいしてできないまま大会に臨むしかなかった。ただ3試合目は、もう少しいい状態になっていると思う。少しオートマティズムが上がっているだろう。

フィジカル面とパワー面については、今回はしっかり準備することができなかった。そういうなかで、これだけのパフォーマンスを出してくれた選手を評価したい。もちろん我々はもっと良いプレーができるが、今のところはこれくらいで満足すべき時もあると思う」

――選手はボールをゆっくり回していたが、これまで監督が選手に求めてきたサッカーと違っているように見える。監督の指示だったのか、選手たちの判断だったのか?
「前に行くなとはまったく要求していない。むしろ前に行くことを要求していたが、まず韓国のオフェンスをしっかりブロックしてから前に行くように話をした。相手は素晴らしくボールを回すチームで、彼らもかなりブロックが上手かったので、我々は前進を阻まれていた。ここで真実を指摘するなら、日本の選手たちはプレッシャーの中でプレーすることに慣れていないということだ。そして、ボールをポゼッションするには、テクニックとフィジカルが非常にハイレベルで準備されていなければならない。就任してから初めてチャンスが少ない試合だった。ただ、これまでとはまったく異なる試合なので、比較は簡単ではない。我々がビルドアップして負ける可能性もあったし、背後にボールを要求するほど、クオリティーが揃っていない状況でもあった。そのため背後へのボールを出せずに、カウンターアタックの可能性も少なかったということだと思う」

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