栃木SCは6日、DF髙杉 亮太が2021シーズンをもって現役を引退することを発表しました。また2022年2月1日より、栃木の強化担当に就任することも併せて発表しています。
髙杉は2006年に明治大より当時関東2部リーグに所属したFC町田ゼルビアに加入。その後、愛媛FC、V・ファーレン長崎を経て、2020年より栃木に在籍していました。
16年に渡る現役生活では、J1リーグ通算30試合・1得点、J2リーグ通算320試合・13得点を記録しました。
クラブを通じて髙杉は、次のようにコメントしています。
「私、髙杉亮太は2021シーズンをもちまして現役を引退することにしました。自分のために始めたサッカーでしたがいつしか、応援してくれる人のため、指導してくれた方々のため、スポンサーのため、共に戦う仲間のため、チームのため、そして家族のためにと変化していきました。誰かのためにサッカーすることでここまで頑張れたと思います。いや、そういう人たちがいてくれたからこそ、ここまで長く現役生活を送ることができたのだと感じています。私のサッカー人生に関わって頂いた方々の人生が少しでも豊かに、幸せに、エキサイティングになってくれていたのなら自分がやってきたことに意味があったのかなと思います。アスリートの人生は多くの人たちの人生と共に進んでいます。その人たちの未来を素晴らしいものに変えるほどのパワーを持っているのもアスリートです。自分はそこまでのことを出来なかったかもしれませんが、多くのアスリート、そして栃木SCの選手たちが関わる人たちを幸せにしてくれることを強く願っています。
私のサッカー人生に寄り添って支えて頂いた多くの方々に感謝とお礼申し上げます。本当にありがとうございました。そして、2022シーズン栃木SC強化担当に就任することとなりました。選手としてはなかなかチームに貢献できなかった私に立場は変わりますが、再び栃木SCのために働けるチャンスを頂き感謝しています。今の自分だからこそ出来ることを最大限に発揮し、チーム・選手を全力でサポートしていきます。今後の髙杉亮太もよろしくお願いいたします」