ツエーゲン金沢は26日、DF作田 裕次が今季限りで現役を引退することを発表しました。
作田は筑波大より2010年に水戸ホーリーホックに加入。その後、大分トリニータ、モンテディオ山形を経て、2014年より金沢に在籍していました。
12年に渡る現役生活では、J2リーグ通算249試合・12得点、J3リーグ通算33試合・2得点を記録しました(2021年11月26日現在)。
クラブを通じて作田は次のようにコメントしています。
「2021シーズン限りで現役を引退する事を決めました。水戸ホーリーホックから始まり、大分トリニータ、モンテディオ山形、ツエーゲン金沢に在籍させていただきました。お世話になったクラブ関係者の皆様、パートナー企業の皆様、ファンサポーターの皆様、練習や試合後に話しかけてくれた皆様、沢山の人の支えがあったからここまで頑張る事ができました。勝った時も負けた時も、『また応援にいくよ!』『次も期待してる!』という声にどれだけ背中を押されたかわかりません。プロサッカー選手として、応援してくれる人の夢や想いを背負ってプレーするのは最高に価値があり本当に幸せな時間でした。これは私の一生の財産であり誇りです。本当にありがとうございました!
また私の地元クラブであるツエーゲン金沢では在籍8年でJ3優勝、J2昇格、クラブハウス完成、練習場の整備、残留争いなどクラブの様々な変化がありました。ここ数年は出場機会が減りなかなかチームの力になれませんでした。ですがスタジアムには必ずと言っていい程、後援会の方々やお世話になった方、友人が駆けつけてくれて。。よく行く銭湯でも店員さんや常連さん、全く知らない人にまで『よかったね!』『残念だったね』と沢山話しかけてもらえて。。本当に嬉しかったし日々の活力になってました。感謝しかないです。ありがとうございました!
最後になりますが、サッカー選手になるまでに育てていただいた松南SSS、松任中学校、星稜高校、筑波大学の関係者の皆様、プロアマそれぞれのチームで切磋琢磨した先輩方や同期の仲間達、後輩達、私に関わる全ての人が私をここまで成長させてくれました。正直こんなにも長くプレーできるとは思ってなかったです。最高に充実したサッカー人生でした。本当にありがとうございました」