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足踏みを強いられる熊本は逆転昇格を目指す4位の富山と激突。参入1年目での優勝を狙う宮崎は岐阜を下し、首位浮上なるか?【プレビュー:明治安田J3 第27節】

2021年11月13日(土) 13:35

足踏みを強いられる熊本は逆転昇格を目指す4位の富山と激突。参入1年目での優勝を狙う宮崎は岐阜を下し、首位浮上なるか?【プレビュー:明治安田J3 第27節】

足踏みを強いられる熊本は逆転昇格を目指す4位の富山と激突。参入1年目での優勝を狙う宮崎は岐阜を下し、首位浮上なるか?【プレビュー:明治安田J3 第27節】
足踏みを強いられる熊本は逆転昇格を目指す4位の富山と激突!

明治安田生命J3リーグは14日に第27節の7試合が行われる。今季も残り4試合となり、優勝・昇格争いはいよいよ大詰めを迎えている。

首位の熊本はホームに4位の富山を迎える。前節は岩手と引き分け、3試合勝利なし。昇格に向けて足踏みを強いられている。この間、いずれも無得点と決定力不足を露呈。エースの髙橋 利樹が嫌な流れを断ち切る活躍を見せられるか。一方の富山も3連敗と元気がない。こちらも2試合連続無得点と攻撃に課題を抱える。大野 耀平、マテウス レイリアらFW陣が意地を見せたいところだ。

2位の宮崎はホームで岐阜と対戦。前節は讃岐に快勝を収め、1試合消化の少ない熊本と勝点で並んでいる。J2クラブライセンスがないために昇格はできないものの、J3参入1年目での優勝を視野に入れている。リーグ2位の38得点を記録する攻撃力を武器に、首位浮上を狙う。対する岐阜は前節、富山に快勝を収め、6試合負けなしに。逆転昇格に向け、勢いを増している。2位との直接対決となる今節は何より勝点3が求められる一戦に。川西 翔太と深堀 隼平の2トップの出来が、勝敗を左右することになりそうだ。

3位の岩手は、YS横浜の本拠地に乗り込む。前節は熊本と引き分け、6試合負けなしとした。もっとも2位の宮崎との勝点差は4に拡大しており、これ以上引き離されないためにも、勝点3の確保は必須だ。前節不発に終わった攻撃陣の奮起が求められる。一方のYS横浜は9試合負けがなく、現在は4連勝中。今最も勢いのあるチームと言えるだろう。好調を維持するンドカ チャールスが、今節も重要な役割を担いそうだ。

5位の福島はホームに長野を迎える。前節は今治に敗れて2連敗。2試合で5失点を喫する守備の修正が急務となる。長野は前節試合がなく、2週間ぶりの一戦に。直近の試合では鳥取を下し、吉澤 英生監督の初陣を白星で飾っている。ここ4試合で3得点と好調の三田 尚希が、今節も輝きを放てるか。

鹿児島は、ホームで今治と対戦。前節は八戸と引き分け、3連勝はならなかった。早い時間帯での失点でリズムを悪くしただけに、試合の入りに注意を払いたい。今治は前節、福島に競り勝ち、3戦負けなしに。監督交代後、着実に調子は上向いている。ここ5試合で3得点と好調な18歳の高瀬 太聖に注目が集まる。

藤枝はホームに八戸を迎える。前節は鳥取との打ち合いに屈し、5試合ぶりの黒星を喫した。岩渕 良太を軸とする攻撃は機能するだけに、4点を奪われた守備の強度を高めたい。八戸は前節鹿児島と引き分け、7試合勝利なしとなった。得点力不足に苦しむ中、エースの上形 洋介にかかる期待は大きい。

沼津vs鳥取は13位と15位の下位対決となる。沼津は前節、YS横浜に敗れ、5試合勝利なし。得点は奪えているだけに、粘り強い守備を実現し、勝機を高めたい。鳥取は前節、藤枝を下し、連敗を4で食い止めた。失点の数は減らないものの、攻撃に迫力が生まれている。前節2ゴールの妹尾 直哉が、今節も勢いをもたらせるか。

■各試合の見どころをチェック
福島vs長野
藤枝vs八戸
沼津vs鳥取
鹿児島vs今治
宮崎vs岐阜
YS横浜vs岩手
熊本vs富山
※讃岐は試合なし

 

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