2021年10月9日(土) 15:50
連覇を狙うFC東京はホームで逆転劇を演じられるか。初戦ドローのC大阪vs浦和は1つのゴールが運命を左右する【プレビュー:ルヴァンカップ 準決勝 第2戦】
JリーグYBCルヴァンカップは10日に準決勝の第2戦が行われる。
連覇を狙うFC東京は、ホームで名古屋と対戦。アウェイでの第1戦を1-3で落としており、苦しい状況に追い込まれている。2点差以上の勝利が求められるなか、アグレッシブな戦いが求められるだろう。途中出場から一矢を報いたアダイウトンが、チームに勢いをもたらせるか。
一方、大きなアドバンテージを手にした名古屋は、勝つか引き分けならもちろん、1点差以内での敗戦でも初のファイナルに駒を進められる優位な状況に立つ。ランゲラックを軸とした堅い守りは健在なだけに、大きく崩れることはないはずだ。もっとも0-2の敗戦であれば、アウェイゴールの差で相手に上回れてしまうだけに、油断することはできない。手堅く試合に入り、カウンターからアウェイゴールを奪うのが理想の展開だろう。スピード溢れる突破が売りのマテウスがキーマンとなりそうだ。
第1戦を1-1で引き分けたC大阪vs浦和は、この第2戦でも緊迫した展開が繰り広げられそうだ。第1戦でアウェイゴールを手にしたC大阪は勝利、もしくはスコアレスドローでもファイナルに駒を進められる。とはいえ消極的となりすぎると、相手の圧力をもろに受けてしまうだけに、やはり攻撃姿勢を示すことが求められるだろう。坂元 達裕と乾 貴士の両翼に加え、第1戦で起死回生の同点弾を決めた山田 寛人が再び大仕事をやってのけるか。
一方の浦和は最低でも1点が必要な状況だけに、立ち上がりから積極的な戦いを演じるだろう。初戦でゴールを奪ったキャスパー ユンカーはもちろん、小泉 佳穂、江坂 任ら攻撃的なタレントが輝きを放つことができるか。そのパフォーマンスに注目が集まる。
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FC東京vs名古屋
C大阪vs浦和