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4戦全勝の磐田が首位の京都に勝点で並ぶ。町田、山形、長崎、東京Vの4チームが勢いを加速させ、上位陣を射程圏内に【マンスリーレポート(6月):明治安田J2】

2021年7月1日(木) 18:10

4戦全勝の磐田が首位の京都に勝点で並ぶ。町田、山形、長崎、東京Vの4チームが勢いを加速させ、上位陣を射程圏内に【マンスリーレポート(6月):明治安田J2】

4戦全勝の磐田が首位の京都に勝点で並ぶ。町田、山形、長崎、東京Vの4チームが勢いを加速させ、上位陣を射程圏内に【マンスリーレポート(6月):明治安田J2】
6月を4戦全勝で前月から続く連勝を7に伸ばした磐田。そのすべてが無失点と堅守が際立つ。この守備が崩れない限り、昇格争いを牽引する存在であり続けるだろう

明治安田生命J2リーグは、6月に17節から20節までの4節分を消化。上位4チームが勝点4差にひしめき合う混戦が続いている。

首位に立つのは京都だ。6月は勝ち切れない試合も目に付いたが、2勝2分で乗り切り、6節から続く負けなし試合を15に伸ばしている。しばらくゴールから遠ざかっていたピーター ウタカに再び当たりが生まれてきたのも好材料で、7月以降の戦いでもこのエースがカギを握るだろう。

その京都に同勝点で2位につけるのは磐田。6月は4戦全勝で前月から続く連勝を7に伸ばした。そのすべてが無失点と堅守が際立つ。この守備が崩れない限り、昇格争いを牽引する存在であり続けるだろう。3位の新潟は6月もわずか1勝と思うように勝点を伸ばせなかった。対戦相手の警戒が強まるなか、最後の場面をいかに崩していくかが重要なテーマとなる。

琉球は調子を落としていたものの、6月に入り復調。北九州、松本と下位チームから大量得点での勝利を挙げ、上位争いに踏みとどまった。もっとも岡山相手に完敗を喫したように安定感にはやや欠けた印象だ。

町田、山形、長崎、東京Vの4チームも勢いを加速させている
町田、山形、長崎、東京Vの4チームも勢いを加速させている

町田、山形、長崎、東京Vの4チームも勢いを加速させている。町田は秋田に敗れたのが痛かったとはいえ、松本、愛媛戦の大勝を含め、3勝をあげた。山形は千葉と引き分け連勝はならなかったが、3勝1分とピーター クラモフスキー監督就任後に無敗をキープする。

長崎は磐田に敗れ、連勝が止まったものの、こちらも6月は3勝をあげた。そして東京Vは4戦全勝。甲府を含めたこの5チームが、上位4チームにどこまで迫れるかが、後半戦の見どころとなりそうだ。

一方、千葉、山口、栃木、松本、北九州、相模原の6チームは6月に1勝もあげられなかった。うち、松本と相模原は監督交代に踏み切った。松本は名波浩監督の初陣となった20節の琉球戦で0-4と完敗。就任間もないなか、チームの再建にはしばらく時間を要するかもしれない。

相模原は高木 琢也監督就任後に3連敗。20節の秋田戦に引き分け連敗を止めたが、最下位に沈む状況は変わっていない。ここからいかに巻き返しを図るのか。高木監督の手腕に注目だ。

大宮は18節から指揮を執る霜田 正浩の下で、復調の気配を示す。20節の山口戦で勝利をあげ、5節以来となる勝点3を手にした。現状はまだ21位に沈んでいるものの、18位の北九州とはわずかに2ポイント差。まずは残留圏内に浮上すべく、7月の戦いに挑む。

明治安田生命J2リーグ結果(6月)

 

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