横浜F・マリノスは10日、アンジェ ポステコグルー監督の退任を発表しました。
ポステコグルー監督はセルティックFC(スコットランド)より監督就任のオファーを受け、監督、クラブ間での協議を重ねた結果、横浜FMの監督を退任し、セルティックFCの監督に就任することが決定しています。なお13日に行なわれるJリーグYBCルヴァンカップ プレーオフステージ第2戦の北海道コンサドーレ札幌戦からは、F・マリノススポーツクラブ・アカデミーグループダイレクターの松永 英機氏が監督として暫定的に指揮を執ります。
クラブを通じてポステコグルー監督は、次の用にコメントしています。
「マリノスファミリーの皆さんへ 皆さんにお知らせすることがあります。残念なことに、お別れをする時がきました。横浜F・マリノスの監督になり3年半が経ちますが、新たな挑戦に踏み出すことを決断しました。横浜F・マリノスに関わるすべての人たちに対し、言葉では表すことのできない感謝の気持ちを持っています。クラブスタッフ、チームスタッフの皆さん、選手たち、そしてこの国で最も情熱的なファン・サポーターの皆さんから、世界中のどの監督もがうらやむような厚いサポートをいただきました。
私が監督に就任した際、横浜F・マリノスを日本中で誰もが話題にするようなチームにするというビジョンをお話ししました。成功をもたらすことはもちろんですが、皆さんがクラブを誇りに思えるようなサッカーを実現したいという想いでした。多くの困難があり、その道のりは決して簡単なものではありませんでしたが、我々は特別なことを成し遂げられるということを信じ続けました。多くの特別な瞬間がありましたが、2019シーズンのJリーグ制覇を上回るものはありません。あの日産スタジアムでの最終戦は、いつも私の心の中にあり続けます。
ファン・サポーターの皆さんをワクワクさせることができたことも誇りです。妥協を許さずに常に成長を求め、素晴らしいサッカーを見せることができました。選手が日本代表に選出されたことや、夢を追い求め欧州にチャレンジする選手がいたりと、多くのことを成し遂げてきました。コロナ禍で、ファン・サポーターの皆さんの大歓声をスタジアムで聞けなかったことは寂しかったですが、様々な制限がありながらもチームを応援する気持ちは伝わっていました。私と私の家族を代表して、チームスタッフ、選手、素晴らしいファン・サポーターの皆さんに感謝をお伝えします。ありがとう。私は離れても、マリノスファミリーの一員ですし、皆さんは常に私と私の家族の中にあり続けます。Forever F.Marinos ボスより」