Ｊリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン改定に伴う試合開催方針の変更について

Ｊリーグは、本日の実行委員会にて「Ｊリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」を改定しました。緊急事態宣言やまん延防止等重点措置等の延長や対象区域の追加にともない、政府より示されたスポーツイベントの開催方針を受け、Ｊリーグの対応方針を更新いたしましたのでお知らせいたします。

詳しくは、別途公開している「Ｊリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」をあわせてご参照くださいませ。

Ｊリーグの対応方針 (下線部が改定点) ※1

※1 自治体から制限のより厳しい要請があった場合、協議のうえで、原則自治体の要請に従う
※2 緊急事態宣言区域での試合について、有観客で開催する場合は、チケッティング・ファンサポーターのプロトコルは
「超厳戒体制」を、その他のプロトコルは「厳戒体制」を適用する。リモートマッチは「プロトコル6（無観客での開催）」
を適用する。
※3 「ステップ2」まん延防止措置区域に関わるビジター席の設置有無は、予めホーム・ビジター両方の自治体の見解を
確認、または協議のうえで有無を定めることとする
※4 「ステップ3」経過措置区域でのビジター席は、主管クラブの判断で「設置なし」とすることを認める
※5 「ステップ4」のビジター席は、原則3％以上設置する。ただし、緊急事態や重点措置等のビジター側の都合で設置不可
の場合や、券売期間中に政府方針に変更がある場合、自治体からビジター席設置の自粛要請が出ている場合を
除く。
※6 自治体が独自で、緊急事態宣言やまん延防止措置に準じる対応を行った場合は、自治体ごとのイベント制限方針
に従うものとする
※7 今後も政府方針の変更に伴い、Ｊリーグの対応方針が変更する可能性がある。 6月以降の政府の対応方針は未定
Ｊリーグにおける入場者数の制限の考え方
（Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインより抜粋）

① 緊急事態宣言対象区域とまん延防止等重点措置区域では、Ｊリーグスタジアム基準に定める入場可能数※（以下、入場可能数）の上限5,000人もしくは50％の少ないほうを適用する。ただし自治体により、より強い制限を要請されている場合は、自治体の要請に従うものとする。
② ①を除く地域において、入場可能数は50％を上限として開催する
③ ホームまたはビジタークラブの両方、もしくはいずれかの所在地（ホームクラブの場合は開催地）が緊急事態宣言区域の場合は、ビジター席は設置しない
④ まん延防止等重点措置区域にあるクラブ、または券売期間に政府方針やガイドラインが更新され、急な変更が不可能な場合は、ビジター席は任意とする
⑤ ホームまたはビジタークラブの両方、もしくはいずれかの所在地（ホームクラブの場合は開催地）がまん延防止等重点措置区域にある場合、ビジター席の設置は、事前に自治体の見解を十分に確認したうえで決定すること
⑥ 座席は飛沫・接触リスクに配慮し、1席以上の間隔をあける。なお、5名以内の同一グループにおいては、隣同士の着席が認められるが、その場合は前後の列を同席ずつあける
⑦ Ｊリーグは、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が全国的に解除された際に、全クラブが必ずビジター席を設けるべき期間を指定する。リーグが指定する時期以降は、発売チケット数の3%を下限として必ず設けなければならないこととする。Ｊリーグは、ビジター席の設置を必須とする指定日時を、指定日時の14日以上前を目安にクラブに告知する（2021年5月11日時点では未定）
⑧ 自治体独自で緊急事態宣言や経過措置が講じられている場合、具体的なイベント制限の方針がある場合は原則として自治体の方針に従う。特段の方針が示されていない場合は、自治体と協議のうえで決定する。該当する場合は、相手チームならびにＪリーグへ報告すること

※ 入場可能数：Ｊリーグスタジアム基準に定めるホームゲーム開催時に入場可能な人数
※ 芝生席や立ち見席は、安全性等についてＪリーグが検査し、特段の支障がないと認められる場合には観客席とみなすことができる。観客席とみなされた場合は入場可能数に加えることができる