鹿島アントラーズは24日、GK曽ケ端 準が今季限りで現役を引退することを発表しました。
曽ケ端は1998年にプロ入りし、23年間に渡って鹿島一筋でプレー。多くのタイトル獲得に貢献するとともに、2002年にはJリーグベストイレブン、2003年にはフェアプレー個人賞を受賞しています。
23年間の現役生活ではJ1リーグ通算533試合に出場。日本代表としてもプレーし、2002年の日韓ワールドカップのメンバー入りも果たしました。
クラブを通じて曽ケ端は、次のようにコメントしています。
「今シーズン限りで、現役生活を終えることを決めました。僕は鹿嶋で生まれ育ち、このまちに鹿島アントラーズが誕生し、始まりは1人のサポーターでした。それがユースに入り、プロになり、1つのクラブでここまで長くプレーできるとは想像もしていませんでした。鹿島アントラーズで獲得した数多くのタイトル、ともに戦った監督、選手、スタッフ、フロント、パートナー、自分と関わってくれた指導者、いつも支えてくれた両親、兄、妻、子どもたち、そしてファン・サポーターの方々、すべてが財産です。このクラブで勝利のためにプレーし、引退できることを、心から嬉しく思います。23年間、ありがとうございました!」