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9月はわずか1失点。堅守が際立つ秋田が無敗で首位独走。急浮上の長野が昇格戦線に名乗り!【マンスリーレポート(9月):明治安田J3】

2020年9月29日(火) 14:00

9月はわずか1失点。堅守が際立つ秋田が無敗で首位独走。急浮上の長野が昇格戦線に名乗り!【マンスリーレポート(9月):明治安田J3】

9月はわずか1失点。堅守が際立つ秋田が無敗で首位独走。急浮上の長野が昇格戦線に名乗り!【マンスリーレポート(9月):明治安田J3】
首位を走る秋田は、9月の6試合でわずか1失点と、GK田中 雄大を中心とした堅牢が崩れることはなかった。この安定感が保たれる限り、シーズン後半もリーグ戦の主役となる可能性は高いだろう

明治安田生命J3リーグは、9月に13節から18節までの6節分が開催された。

首位を走る秋田は、9月も4勝2分で乗り切り、開幕からの無敗記録を17に伸ばした。際立つのはやはり、その堅い守り。9月の6試合でわずか1失点と、堅牢が崩れることはなかった。この安定感が保たれる限り、シーズン後半もリーグ戦の主役となる可能性は高いだろう。

その秋田を追う熊本は4勝を挙げたものの2敗を喫し、秋田との差がやや広がった。18節に下位に沈むG大23に敗れたのが痛恨で、3位との差を詰められている。J2昇格に向け、今後の取りこぼしは許されないだろう。

9月に最多勝点を獲得したのは長野だ。5勝1分と快進撃を続け、一気に3位に順位を上げている。秋田と同様に堅い守りが光る一方、ここへきて得点力も向上。6試合で4得点を挙げた佐野 翼が、上位撃墜のキーマンとなりそうだ。

順延試合も含め、9月は7試合をこなした岐阜も5勝1分1敗で、16ポイントを上積みした。4位に浮上しており、昇格圏を射程に捉えている。ゼムノビッチ ズドラブコ監督が退任したが、仲田 建二監督体制に代わっても、結果を出している。勢いを加速させており、さらなる浮上も十分に狙えるだろう。

一方で上位争いを演じていた鳥取は、9月は2勝4敗と負け越し、6位に転落。現在は3連敗中と苦しい戦いが続いている。上位争いに踏みとどまるためにも、嫌な流れを断ち切りたいところ。正念場の10月となりそうだ。

相模原、今治、鹿児島の3チームも、それぞれ10ポイント以上を獲得し、虎視眈々と上位を見据えている。逆に調子を上げてきたかに見えた富山は、ここへきて3連敗とトーンダウンし、厳しい状況に追い込まれている。

下位に目を向けると、福島が岐阜との順延試合を含めて1勝6敗と大苦戦。沼津と讃岐も9月は1勝しか挙げられなかった。すでに今季も後半戦に突入。優勝争いが本格化するなか上位陣がますます調子を上げていくことが予想されるが、下位チームがどこまで意地を見せられるかも今後の見どころとなるだろう。

明治安田生命J3リーグ結果(9月)

 

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