ヴィッセル神戸は22日、トルステン フィンク監督の意向を受け、同監督が9月21日付で退任したことを発表しました。また、セバスチャンヘッドコーチ、モラスアシスタントコーチ、ニコラフィジカルコーチの契約解除も併せて発表しています。
フィンク監督は昨季途中より指揮を執り、クラブの初タイトルとなる天皇杯優勝に導きました。
今季の明治安田生命J1リーグでは4勝8分7敗(9月22日現在)の成績でした。
クラブを通じてフィンク監督は、次のようにコメントしています。
「神戸で素晴らしい時間を過ごせました。二つのタイトルという成功を収めることもできました。これは歴史に残ることですし、我々を永遠に結びつけるものです。この街、このチーム、そしてこのサポーターに別れを告げるのは簡単ではないですし、非常に寂しく思います。我々は一つになって大きな目標を達成することもできましたが、私は家族の下に戻るという決断をしました。まだリーグ戦でも良い結果を残せると思いますし、アジアチャンピオンズリーグという大きな大会もまだあるので、今後の幸運を祈ります。遠くからも見守るつもりですし、応援しています。このクラブの監督であったことを誇りに思います」