明治安田生命J1リーグは29日に第13節の7試合が行われ、川崎Fが清水を下し、首位の座を堅持した。
ホームに清水を迎えた川崎Fは、21分に旗手 怜央のゴールで先制すると、51分にレアンドロ ダミアンが追加点を奪取。74分に再び旗手が決めて3-0とすると、85分には怪我から復帰した中村 憲剛がダメ押しゴールをマーク。その後に1点を追加して、5-0と快勝を収めた。
アウェイでG大阪と対戦したFC東京は、開始8分にディエゴ オリヴェイラのゴールで先制すると、一度は同点とされるも、73分にレアンドロが勝ち越しゴールをマーク。81分にもアダイウトンが決めて3-1と快勝。2試合ぶりの勝利で暫定2位に浮上した。ホームに大分を迎えた浦和は、先手を奪われる苦しい展開も、レオナルドと橋岡 大樹にゴールが生まれ、2-1と逆転勝利を収めた。
ホームで横浜FMと対戦した神戸は、1-3で迎えた90分に藤本 憲明のゴールで追いつくと、その1分後に古橋 亨梧が値千金の同点ゴールをマーク。土壇場で驚異の粘りを見せ、3-3と引き分けに持ち込んでいる。柏の本拠地に乗り込んだ鹿島は、前半のうちに相手に退場者が生まれ数的優位を手にしたものの、オルンガに2点を奪われ、1-2と終盤までビハインドを負った。しかし89分に土居 聖真のゴールで追いつくと、その2分後に再び土居が決めて、勝ち越しに成功。劇的な展開で逆転勝利を収めた。
広島は開始4分にレアンドロ ペレイラのゴールで先制しながら、72分に失点し、1-1で仙台と引き分けた。札幌vs名古屋は、両者譲らずスコアレスドローで終わった。なお湘南vs鳥栖は、新型コロナウイルス感染症の影響で、中止となっている。
■試合データ
神戸vs横浜FM
札幌vs名古屋
浦和vs大分
柏vs鹿島
川崎Fvs清水
G大阪vsFC東京
広島vs仙台