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川崎Fは9連勝をかけて札幌の本拠地に乗り込む。オルンガ擁する柏の攻撃を、リーグ一の堅守を誇るC大阪は封じられるか【プレビュー:明治安田J1 第10節】

2020年8月14日(金) 14:30

川崎Fは9連勝をかけて札幌の本拠地に乗り込む。オルンガ擁する柏の攻撃を、リーグ一の堅守を誇るC大阪は封じられるか【プレビュー:明治安田J1 第10節】

川崎Fは9連勝をかけて札幌の本拠地に乗り込む。オルンガ擁する柏の攻撃を、リーグ一の堅守を誇るC大阪は封じられるか【プレビュー:明治安田J1 第10節】
破竹の8連勝で首位を独走する川崎Fは、アウェイで札幌と対戦

明治安田生命J1リーグは、15、16日に第10節の8試合が開催される。予定されていた鳥栖vsG大阪は、鳥栖の選手・スタッフに複数名の新型コロナウイルス陽性判定者が発生した影響で、中止となっている(鳥栖の試合は第11節、12節も中止が決定)。

破竹の8連勝で首位を独走する川崎Fは、アウェイで札幌と対戦。前節も大分を圧倒し、2-0と快勝を収めた。攻守両面で隙がないなか、唯一の不安要素は大島 僚太が出場停止となること。攻撃軸が不在となるなかで、いかなるパフォーマンスを見せるのか。一方の札幌は現在2連敗中。ともに3失点を喫した守備の修正が求められてきそうだ。

5位の柏と3位のC大阪の上位対決にも注目が集まる。リーグ2位の得点力を誇る前者に対し、後者はリーグ最少失点の堅守を備える。5試合連続ゴール中のオルンガを、C大阪守備陣がいかに封じるのか。この攻防が試合の行方を左右するポイントとなりそうだ。

ドイツのハノーファーへの移籍が決まった室屋 成(FC東京)、前節、4ゴールを奪った前田 直輝(名古屋)のパフォーマンスに注目だ
ドイツのハノーファーへの移籍が決まった室屋 成(FC東京)、前節、4ゴールを奪った前田 直輝(名古屋)のパフォーマンスに注目だ

FC東京vs名古屋も上位チーム同士の戦いとなる。FC東京は4試合勝ちがなく停滞感が漂う。前節、無得点に終わった攻撃陣の奮起が求められてきそうだ。ドイツのハノーファーへの移籍が決まった室屋 成のパフォーマンスにも注目だ。名古屋は前節、浦和に6-2と快勝。4ゴールを奪った前田 直輝が再び爆発するか。

その名古屋に大敗を喫した浦和は、ホームに広島を迎える。崩壊した守備をいかに立て直していくのか。大槻 毅監督の手腕がカギを握るだろう。一方の広島は2連勝と再び調子を上げている。ともに完封勝利と守備の安定が備わるだけに、今節も手堅い戦いを演じそうだ。

仙台はホームで清水と対戦。前節は神戸に競り勝ち、連敗を3で食い止めた。赤﨑 秀平ら調子を上げてきた攻撃陣の出来が、勝敗を分けるポイントとなるだろう。一方の清水は4試合負けなしと調子を上げている。前節は札幌に3-1と快勝。こちらも攻撃が機能し始めているだけに、多くのゴールが生まれる一戦となるかもしれない。

鹿島はホームに神戸を迎える。2連勝と状態を上げており、開幕当初の不調から完全に脱した印象だ。ここ3試合で5得点とゴールを量産するエヴェラウドが注目選手となる。一方の神戸は前節、仙台に惜敗。複数失点が続く守備陣が意地を見せられるか。

横浜FMは、いまだ調子が上がってこない。前節ゴールを決めたオナイウ 阿道らFW陣の爆発が待たれる
横浜FMは、いまだ調子が上がってこない。前節ゴールを決めたオナイウ 阿道らFW陣の爆発が待たれる

大分は5連敗と苦戦が続く。前節はシュートわずか1本で、川崎Fに完敗を喫した。ボール支配の技術は備わるが、ゴールに向かう意識を高めたいところ。対戦相手の横浜FMは、いまだ調子が上がってこない。それでもここ2試合は守備の安定が見え始めており、好転の予感を漂わせる。一方で攻め込みながらも決めきれない状態が続いているだけに、前節ゴールを決めたオナイウ 阿道らFW陣の爆発が待たれる。

横浜FCvs湘南は17位と18位の対戦に。横浜FCは現在5連敗。得点力不足を露呈するなか、キレのあるパフォーマンスを続けている斉藤 光毅にかかる期待は大きい。湘南は3連敗で最下位に沈む。こちらも課題は得点力。1点を争う展開が予想されるなか、先制点が大きなカギを握りそうだ。

■各試合の見どころをチェック
札幌vs川崎F
仙台vs清水
横浜FCvs湘南
大分vs横浜FM
浦和vs広島
柏vsC大阪
FC東京vs名古屋
鹿島vs神戸

 

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