明治安田生命J2リーグは8日に第10節の9試合が行われ、首位の長崎が徳島に敗れ、今季初黒星を喫した。
アウェイで徳島と対戦した長崎は、開始1分に先制点を奪われ流れを失うと、後半立ち上がりにも立て続けに2失点。77分に大竹 洋平が一矢報いたものの、1-3で完敗を喫した。長崎は10試合目にして今季初黒星。勝った徳島は暫定2位に浮上した。
アウェイで新潟と対戦した大宮は、開始5分に奥抜 侃志のゴールで先制したものの、26分に追いつかれ1-1の引き分けに終わった。山形の本拠地に乗り込んだ京都は、ピーター ウタカが1人で4点を奪う活躍を見せ、4-3と打ち合いを制している。
ホームに愛媛を迎えた金沢は、52分までに3点を奪われる苦しい展開となったが、そこから怒涛の反撃を展開。58分に廣井 友信が1点を返すと、66分に加藤 陸次樹、67分にルカオが立て続けにゴールを奪い、同点に追いつくことに成功。勢いに乗った金沢は71分にオウンゴールで4点目を奪取。3点差をひっくり返す大逆転劇を演じて見せた。
ホームに松本を迎えた磐田は、26分に先制されるも、33分に大森 晃太郎のゴールで追いつくと、43分に小川 航基が逆転ゴールをマーク。2-1と勝利を収め、暫定5位に順位を上げている。岡山は上門 知樹の2ゴールなどで、3-1と水戸に逆転勝利。栃木は大島 康樹の決勝ゴールで、1-0と山口を下した。
ホームに甲府を迎えた福岡は、1点ビハインドで迎えた90分に遠野 大弥が起死回生の同点ゴールをマーク。2-2の引き分けに持ち込んだ。アウェイで東京Vと対戦した琉球は、スコアレスで迎えた90+1分に、阿部 拓馬がPKを決めて1-0で勝利した。
■試合データ
東京Vvs琉球
新潟vs大宮
山形vs京都
金沢vs愛媛
磐田vs松本
岡山vs水戸
山口vs栃木
徳島vs長崎
福岡vs甲府