FC東京は9日、MF橋本 拳人がFCロストフ(ロシア)へ完全移籍することを発表しました。
橋本は2012年にU−18より昇格し、2013年、2014年にはロアッソ熊本に期限付き移籍。2015年に復帰すると主軸として活躍し、昨季は34試合・3得点を記録してJリーグベストイレブンに選出されました。今季の明治安田生命J1リーグでは2試合に出場しています。
クラブを通じて橋本は次のようにコメントしています。
「10歳でFC東京のサッカースクールに参加してから約17年間、僕の人生のほとんどを『FC東京の橋本拳人』として誇りをもって生きてきました。そして2018年から石川直宏さんの18番を背負わせてもらい、チームの象徴となる選手を目指していた中で、今回、子どもの時からの夢である海外移籍を決断することにしました。僕の海外挑戦という夢を後押ししてくれたクラブ、そしてサッカーを始めてから僕を指導してくださった指導者の方々に本当に感謝しております。
プロに入ってから今までを振り返ると辛いこと、悔しかったことなど多くの困難がありましたがすべてを乗り越えられたのは、自分を支えてくれた家族、チームメイト、スタッフ、そしてファン・サポーターのみなさんの応援のおかげです。小平グランドや味スタでみなさんとお会いできないと思うと、とても寂しいですが、新天地でも自分らしくこれまで培った『FC東京魂』『青赤魂』をもって挑んでいきたいと思います! 僕の活躍が日本まで届くように頑張りますので、これからも気にしてもらえたら嬉しいです! 最後になりますが、FC東京に関わる全てのみなさま長い間本当にありがとうございました。FC東京の優勝を心から願っています」
なお橋本は18日に行われる明治安田生命J1リーグ第5節の浦和レッズ戦が、FC東京の選手としての最後の活動日となります。