明治安田生命J2リーグは27日に4か月ぶりに再開し、第2節の9試合が行われた。
愛媛と徳島の“四国ダービー”は、劇的な決着を見た。岩尾 憲のゴールなどで、前半のうちに徳島が3点のリードを奪ったが、ハーフタイムに選手3人を一気に交代させた愛媛が、後半に入り怒涛の反撃を展開。52分に横谷 繁が1点を返すと、78分には有田 光希が加点。さらに83分に西岡 大輝のゴールで追いつくと、終了間際の90+6分に西岡 大志が値千金の決勝ゴールをマーク。3点差を跳ね返す大逆転劇で、ライバル対決を勝利で飾っている。
ホームに町田を迎えた東京Vは、開始早々に先制点を奪われるも、90+2分に藤本 寛也が同点ゴールを奪い、1-1の引き分けに持ち込んだ。甲府と新潟の一戦は、激しい点の取り合いとなった。渡邉 新太とドゥドゥの両ストライカーが前半のうちに2ゴールずつを奪い合うと、2-2で迎えた81分に、新潟がシルビーニョのゴールで勝ち越しに成功。ところがアディショナルタイムに突入した90+4分、甲府が太田 修介のゴールで追いつき、3-3のドロー決着となった。
アウェイで千葉と対戦した大宮は、前半終了間際に生まれた小野 雅史のゴールを守り抜き、1-0で勝利。開幕2連勝を達成した。ホームに北九州を迎えた長崎は、亀川 諒史とルアンのゴールで、2-1と勝利。こちらも2連勝としている。
ホームに栃木を迎えた山形は、18分に生まれた渡邊 凌磨のゴールが決勝点となり、1-0で勝利。水戸は中山 仁斗の2ゴールなどで、3-1と群馬を撃破した。
岡山は2点を先行される苦しい展開も、清水 慎太郎とイ ヨンジェのゴールで追いつき、山口と2-2で引き分けた。金沢vs松本は、両者決め手を欠き、スコアレスドローに終わっている。
■試合データ
東京Vvs町田
甲府vs新潟
金沢vs松本
愛媛vs徳島
山形vs栃木
群馬vs水戸
千葉vs大宮
岡山vs山口
長崎vs北九州