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終盤に見せた勝負強さ。追いすがるライバルを振り切り、鹿島が二度目の連覇を達成!【Jリーグヒストリー:2008年】

2020年6月2日(火) 16:20

終盤に見せた勝負強さ。追いすがるライバルを振り切り、鹿島が二度目の連覇を達成!【Jリーグヒストリー:2008年】

終盤に見せた勝負強さ。追いすがるライバルを振り切り、鹿島が二度目の連覇を達成!【Jリーグヒストリー:2008年】
奇跡的な逆転劇で前シーズンを制した鹿島が二度目の連覇を達成!

奇跡的な逆転劇で前シーズンを制した鹿島が、2008年も好スタートを切った。開幕5連勝でいきなり首位に立つと、その後に7戦未勝利と失速するも、そこから4連勝と息を吹き返し、優勝争いに名を連ねていく。

躍進の立役者はマルキーニョスだ。加入2年目のストライカーは、開幕からゴールを量産。21節からは7試合連続でゴールを記録するなど、鹿島の攻撃陣を牽引した。また柳沢 敦から背番号13を引き継いだ興梠 慎三も台頭。スーパーサブとして結果を出すと、シーズン後半からはスタメンに定着した。他にも内田 篤人、伊野波 雅彦ら20代前半のタレントが主軸へと成長を遂げ、安定感と勢いの伴った戦いを続けた。

シーズン中盤までは、名古屋、大分、川崎Fらと形成した上位グループから抜け出せなかったが、終盤戦に入ると、次第に地力の差を見せつける。27試合を終えた時点で首位に立つと、他の上位陣に取りこぼしが目立つなか、着実に勝点を積み上げていった。

終盤の戦いで際立ったのは、岩政 大樹らを中心とした堅守に他ならない。28節からの残り7試合で失点はわずかに4。5つのクリーンシートを達成し、4勝2分1敗で乗り切った。

優勝を決めた最終節の札幌戦も、1-0と鹿島らしい戦いで勝利。追いすがる名古屋、川崎Fを振り切って、二度目の連覇を成し遂げている。

シーズン通算21ゴールを挙げたマルキーニョスが、得点王とMVPを獲得。また岩政、内田、マルキーニョスの3人がベストイレブンに選出されている。

■フォトギャラリー
https://www.jleague.jp/photogallery/g2082/

■2008年鹿島のメンバーはこちら

 

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