セレッソ大阪は1日、GK永石 拓海に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たことを発表しました。
永石は3月28日に食欲不振と倦怠感の症状が表れ、体温は37.9℃まで上昇。29日に、22日に食事の席を共にした友人から新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たことが判明し、31日に大阪府内の病院にてPCR検査を実施。4月1日にPCR検査の陽性判定が確認されました。
クラブによると、現時点では永石以外に新型コロナウイルス感染症や風邪の症状等を訴えている選手・スタッフはおらず、永石自身にも、発熱および咳、味覚・嗅覚障害等の症状はないと言います。
今後の対応としては「保健所の指導のもと、濃厚接触者の特定や舞洲クラブハウスの消毒等の対応を行なってまいります」とし、舞洲クラブハウスの再開に関しては「選手、スタッフの健康状態を確認し、保健所、チームドクターの指導のもとに運営の再開を予定しております。今後の詳細なスケジュールや調査結果については適切なタイミングで公表いたします」としています。
クラブを通じて永石は、次のようにコメントしています。
「この度は、新型コロナウイルスに感染してしまい、チーム、スタッフの方をはじめ、Jリーグ関係者の方々、そしてJリーグ再開を楽しみにされている方々に対して、ご迷惑をお掛けした事、深くお詫び申し上げます。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、基本的に外食、公共交通機関の利用を避け、検温・手洗い・うがい等、できる限りの予防、対策は行なっていました。29日、22日に一緒に食事をした友人から新型コロナウイルスで陽性反応が出たとの連絡が入り、31日に検査、本日1日に陽性反応が出ました。新型コロナウイルス感染拡大の状況からみて、参加すべきでなかったと大いに反省しております。大変申し訳ありません。チームの選手や関係者に感染が広まっていない事を心から願っています。私自身の体調は大丈夫です。新型コロナウイルスの収束を心から祈っています」
