先週開幕した明治安田生命J1リーグ。まだ1試合を消化したにすぎないが、各チームの新シーズンの陣容がおぼろげながら浮かび上がっている。
若手を積極起用したチームもあれば、頼れるベテランが存在感を放ったチームもあった。ここでは、開幕戦のピッチに立った若手とベテランを、それぞれ年齢順にランキング化した。
最年少の出場となったのは鹿島の荒木 遼太郎だ。東福岡高から加入した高卒ルーキーは、広島との一戦で後半途中から出場。30分の出場時間でシュート2本を放つなど、積極的なプレーを見せた。
鳥栖では松岡 大起と本田 風智の18歳コンビが揃ってスタメンの座を勝ち取った。川崎F相手に劣勢の展開となったが堂々たるプレーを見せ、アウェイでの勝点獲得に貢献している。
昨季鳴り物入りで鹿島に加入した関川 郁万もJリーグデビューを飾り、広島では松本 大弥と東 俊希の19歳コンビが途中出場を果たした。清水の西村 恭史は、プロ入り3年目にして嬉しいJ1デビューを飾っている。
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一方でベテランのランキングを見ていくと、41歳の中村 俊輔(横浜FC)が最年長出場となった。トップ下としてスタメン出場し、71分までプレー。13年ぶりにJ1に復帰したチームを牽引し、勝点1の獲得に貢献した。40歳の遠藤 保仁(G大阪)はフル出場してチームを勝利に導くとともに、J1通算出場数でも歴代トップタイの大記録を達成している。
37歳のジェイ(札幌)は柏戦で存在感を示し、35歳のアンドレス イニエスタ(神戸)も年齢を感じさせない圧巻のプレーを見せた。そして同じ35歳の石原 直樹(湘南)は、浦和との一戦で今季のJ1第1号ゴールを記録。若返りを図るチームが多いなかで、経験豊富なベテランたちもまだまだやれるところを十分に見せつけている。
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データ提供:データスタジアム