明治安田生命J1リーグは7日に最終節の9試合が行われ、FC東京との直接対決を制した横浜FMが15年ぶりのJ1優勝を成し遂げた。
ホームにFC東京を迎えた横浜FMは、3点差以内の敗戦でも優勝が決まる状況だったが、26分にティーラトンのゴールで先制すると、44分にエリキが追加点をマーク。後半に入り退場者を出し数的不利を強いられたが、77分にカウンターから遠藤 渓太がダメ押しゴールを決め、3-0と快勝を飾った。横浜FMは勝点を70に伸ばし、2004年以来四度目のリーグ王者に輝いた。
アウェイで名古屋と対戦した鹿島は、43分のオウンゴールを守り抜き、1-0で勝利。3位を確保し、来季のACL出場権を獲得した。川崎Fは小林 悠と脇坂 泰斗のゴールで、2-1と札幌に勝利。昨季王者は4位で今シーズンを終えている。
残留争いに目を向けると、清水と鳥栖の直接対決は、ホームの清水がドウグラスのゴールを守り抜き、1-0で勝利。残留のためには勝利が求められた湘南は、終了間際のゴールで追いつかれ、松本と1-1で引き分けた。この結果、清水と鳥栖の残留が決定。湘南は16位から浮上できず、プレーオフに回ることになった。
C大阪はソウザと奥埜 博亮のゴールで、2-0と大分に快勝。広島はレアンドロ ペレイラの決勝ゴールで仙台を1-0で下している。G大阪は宇佐美 貴史のゴールなどで3-2と浦和に競り勝った。神戸はルーカス ポドルスキがハットトリックを達成し、今季限りで引退するダビド ビジャもゴールを奪取。両雄の活躍で、4-1と磐田に大勝を収めている。
■試合データ
札幌vs川崎F
浦和vsG大阪
横浜FMvsFC東京
松本vs湘南
清水vs鳥栖
名古屋vs鹿島
神戸vs磐田
広島vs仙台
大分vsC大阪