明治安田生命J1リーグは28日に第27節の7試合が行われ、札幌と引き分けた鹿島が暫定首位に浮上した。
ホームに札幌を迎えた鹿島は、前半早々に先制点を許したものの、50分にセルジーニョのゴールで追いつき、1-1で引き分けた。1ポイントを加えた鹿島は明日試合が行われるFC東京と同勝点ながら得失点差で上回り、暫定的に順位表のトップに立っている。
アウェイで仙台と対戦した横浜FMは、21分に松原 健のゴールで先制しながら、終了間際に失点し1-1で引き分けた。ホームに神戸を迎えた川崎Fは44分にダビド ビジャに先制点を奪われると、70分にも失点。終了間際に長谷川 竜也が1点を返したものの、1-2で敗戦を喫した。
ホームで名古屋と対戦した広島は33分に野上 結貴のゴールで先制したものの、前半終了間際に追いつかれ、1-1で引き分けた。G大阪とのライバル対決に挑んだC大阪はブルーノ メンデスのゴールなどで3点を奪い、3-1と快勝。川崎F、広島をかわして4位に順位を上げている。
鳥栖と浦和の残留争い直接対決は、激しい点の取り合いとなった。武藤 雄樹のゴールなどで前半のうちに浦和が2点を先行すると、後半に入り鳥栖が反撃を展開。原川 力、金崎 夢生、イサック クエンカが立て続けにゴールを奪い、3-2と逆転に成功した。しかし後半アディショナルタイムに浦和はPKのチャンスを得ると、これを杉本 健勇が決めて、土壇場で3-3の引き分けに持ち込んでいる。
アウェイで大分と対戦した磐田は、66分に山本 康裕が先制点を奪うと、80分に同点とされたものの、90+6分に再び山本が決めて、劇的な展開で2-1と勝利を収めた。磐田は8試合ぶりに勝点3を手にしている。
■試合データ
C大阪vsG大阪
鳥栖vs浦和
鹿島vs札幌
川崎Fvs神戸
大分vs磐田
仙台vs横浜FM
広島vs名古屋