JリーグYBCルヴァンカップは、8日にグループステージ第5節が行われ、DグループのG大阪と磐田がプレーオフステージ進出を決めた。
ホームで清水と対戦したG大阪は、前半終了間際に三浦 弦太のゴールで先制すると、一度は同点に追いつかれたものの65分にファン ウィジョが勝ち越しゴールをマーク。その2分後には中村 敬斗にもゴールが生まれ、3-1と快勝を収めた。
ホームに松本を迎えた磐田はスコアレスで迎えた86分に荒木 大吾が決勝ゴールを奪取。1-0と松本を撃破した。この結果、G大阪は勝点10、磐田は勝点を9に伸ばし、1試合を残してグループ2位以内を確定させている。
Aグループでは、アウェイで札幌と対戦した横浜FMが怒涛のゴールラッシュを展開。16分の松原 健の先制点を皮切りに、李 忠成、イッペイ シノヅカ、山谷 侑士がゴールを奪い、4-0と大勝を収めた。横浜FMは勝点を8に伸ばし、首位の札幌に並んでいる。負ければ敗退の危機にあった湘南は、48分に生まれた鈴木 冬一のゴールを守り抜き、1-0で長崎を撃破。最終節に突破の望みをつないでいる。
BグループではFC東京がホームで仙台と対戦。しかしお互いに決め手を欠き、スコアレスドローに終わった。鳥栖と柏の一戦も0-0の痛み分けに。すでに仙台のプレーオフステージ進出が決まっているが、残り一枠の行方は次節にもつれ込んでいる。
混戦が続くCグループも、決着は最終節に持ち越しとなった。勝てば突破を決められたC大阪はホームで名古屋と対戦。片山 瑛一と舩木 翔のゴールで、前半のうちに2点を先制しながらも、後半に前田 直輝とジョーにゴールを奪われ、2-2の引き分けに終わった。C大阪は勝点1を伸ばし、グループ首位の座を守ったものの、今節でのプレーオフステージ進出は決められなかった。
大分と神戸の一戦は、38分に山口 蛍のゴールで神戸が先制するも、後半に後藤 優介とティティパンにゴールが生まれ、2-1と大分が逆転勝ち。グループ2位に順位を上げている。
■試合データ
札幌vs横浜FM
湘南vs長崎
FC東京vs仙台
大分vs神戸
磐田vs松本
G大阪vs清水
鳥栖vs柏
名古屋vsC大阪